コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 愛がなんだ(2018/日)

女優売り出しのためだけに存在する詰まらんお涙頂戴モノの恋愛映画よりかはいい。☆3.4点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「いいじゃないの、幸せならば」(by佐良直美) と言ったら終了な訳で、恋愛映画を何故かひとは観に行く。

昔アッシーくんと呼ばれた人種が居て、それは男だから珍しがられた。クソ演歌を聴くまでもなく言いなりにあしらわれる女は太古から居て、操る男はよく言えばジゴロ、詰まりはヒモだ。ヒモは何故貢がれるのか、それは男女のパワーバランスが平等でないからに過ぎない。この映画ではヒロインの鴨具合を中和する為にアッシー君も併置されているが、そこに男女の差(或いは二人の差)を表現出来ていた様には思えなかった。だから男(若葉竜也)は若干の冷静さを取り戻し、女(岸井ゆきの)はサイコに覚醒するという決着となる。ホントは「性欲」を描かなくてはいけなかったのだが、原作が女性だったからか、監督の「作風」(=限界?)か。

     ◆     ◆     ◆

さて、愛の全体像が見えないことを「群盲象を評す」で示しつつ、気がつくとその象にテルコがバナナを与えている。『愛の嵐』('73)からこっち愛は狂気を帯びている。女の性欲は地母神ガイアの如く、男を飲み込む。「あなたと逢ったその日から、恋の奴隷になりました」(by奥村チヨ)

岸井ゆきのいいね。全然好みではないが、好きだ。うん、恋愛はワカラン。

すっかり桐島かれんになってしまった片岡礼子姫、必要だったのか?

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。