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[コメント] おとなのけんか(2011/仏=独=ポーランド)

高みの見物で笑っていられない。面白かったけど面白くない。まぁ… 冷静な気分になれたよ。☆3.6点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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イーサン、怪我した君がザッカリーと仲直りするのは善い事だが、妹の大切なハムスターは目の前に居るぞ!!

腹ではそんな事を考えてた、ではないよ。感情と吐いた台詞が次の思考を束縛(規定)してるんだ。言葉が人間(意思)を作るという面はある。だからロゴスだし言霊という。

何ですぐに帰らない、ハイソな夫婦よ。舞台的で不可解な行動(帰らない)にまぁ同情的に解釈すると、しっかり話を纏めてから帰ろうとしたらドツボに嵌まった、ヤブ蛇をつついた、虎の尾を踏んだ、という処か。ジョディはセルフパロディーの様な知的神経質女を身を削って熱演し、ゲロで応えたケイト=ウィンスレットはゲロまみれなのにいつも以上に美しくて驚く(詰まりジョディの方が割りを喰ったのだが、二人共悲惨になるより映画としては良い)。ケータイをお釈迦にされて流石にこたえたかと思ったら尚恢復したヴァルツが一番ヤな奴だが詰まりは一番冷静という事になる(鈍感でもある)。暴力的な予感を見せるジョン=C.ライリーだが、最終的には飽くまで心優しい男のようで(妻を愛しておるようで)、子供時代の武勇伝は作り話かも知れない。

人間はどこで<理解>し合えるか、夫婦はどこで愛し合えるか。引き際が肝腎、皆まで言っちゃァお終ェよってな事で。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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