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[コメント] 青い鳥(2008/日)

恐らく殆どの観客が最も重要な場面と認めるであろう場面での、主人公=少年の問いかけと先生の応答、見事だった。恐らくここは原作の力であり、これが映画化の原動力なのだろう。☆4.5点。
死ぬまでシネマ

初見時、私は「弱い作品である。物語も、教師が阿部 寛である点、その阿部の演技も実際弱い」と書いた。当時阿部 寛へ抱いていた印象が、明らかに作品にとって負に働いていた。

だが当時も、作品のもつ真摯さは心を打ち、観て良かったと感じていた。

10年近くたって再見し、いま物語がより深く心に刺さるのは何故なのだろうか。自分の心が劣化しているとか、退行しているからとは思いたくないが。或いは自分のしてきた事、自分の見てきた事が、より自分を苦しめているからだろうか。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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