[コメント] ウォンテッド(2008/米)
イケメンだが印象の少ないジェームズ=マカヴォイが『ラストキング of S』を踏み台にして漸くブレイクする映画なのかと思ったら、詰まらないヲタク野郎とカルト集団の自爆B映画だった。辟易してガッカリ。☆2.9点。
脚本酷杉。筋が読めるとかの問題以前。折角アンジーが抑えた演技で魅せているのに。(しかしそれでも、役柄と外れてないからいいものの、彼女の痩せっぷりは観ててイタいものがある) → 暗殺者という人種はこんなものなのかも知れないが、出てくる人間が皆見事に単細胞過ぎる。その究極が主人公で、何時までも根がアホウな儘で「立派な暗殺者になりました」と言われても納得出来るわきゃないだろう。
カーアクションとガンアクション? ああ、…。
本人の責任ではないのかも知れないがモーガン=フリーマンもなんだかなぁ。これではS.L.ジャクソンになってしまうよ。案外本人ホントはQ.タランティーノとか好きなのかも知らんがしかし、このカルト暗殺集団の安っぽさはなんだ? 『ナインスゲート』以上、『ダビンチコード』並み、下手をすると『クリムゾンリバー2』に迫る勢いだ。折角『ダークナイト』で渋く魅せたのに、これじゃC.ベールやH.レジャーも怒るぜよ。(同じ事やってもP.スチュアート & I.マッケランだと極まるのにね…)
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