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[コメント] ジェシー・ジェームズの暗殺(2007/米)

哀しい。暗殺と言ってもGに殺らせるような嘱託殺人ではない。人を殺める事の哀しさと罪業。☆3.9点。
死ぬまでシネマ

ブラピもいいがケイシー=アフレックに神懸かっている、との評判であるが、アフレックは技巧的に器用な役者と感じた(エドワード=ノートンのように)。ふうん、という感じ。ブラピはいつもながらの飛び具合だが、こっちの方が気に入っている。ブラピの演技には完璧でない者の努力と狂気を感じる。

「暗殺」と言うとすぐ『暗殺』(篠田正浩監督/1964) を思い出す。標的=清河八郎(丹波哲郎)と暗殺者=佐々木只三郎(木村功)のドロドロとした関係は、この映画では切なくも哀しい味に仕上がってている(別にあの映画とは直接何の関係もないのだが)。日本人侍と米国人ガンマンの違いか。

(評価:★4)

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