[コメント] インサイド・マン(2006/米)
興味を引く内容ではあったが、実際の中身が薄過ぎた。プラマーはまぁOK、主演のワシントンでもギリギリの線だが、共演のジョディ・デフォー・オーエンなどの役柄が書き込みが全然甘く、ドラマが生きてきていない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オーエンの脱出トリックは余りに短絡している。警官隊が突入、人質が解放された時点で主犯の身柄が出て来なければ、銀行を徹底的に調べるのは当たり前ではないか。現場近くに潜伏してほとぼりが冷めるまで待つ、というのは余りに古典的な逃げ方だ。(それに仲間の逃げ方だって、人質の振りして、警官の振りして、被害者の振りして …ホラ、どんどん映画が浮かんで来るでしょう?) それを納得出来るレベルの秘策にまで仕上げていないのがこの作品の致命的な欠点だろう。これが赦されるなら麻原彰晃でも逃げおおせておるわい。
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