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[コメント] 交渉人 真下正義(2005/日)

観客の予想外の展開だけでは足りない。登場人物たち(交渉人や犯人)にとっても予想外の事態が(特に後半に)立て続けに起きてクライマックス!…というようにしなくては。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







地下鉄を用いた爆弾テロという設定には、取り敢えず「乗る」事が出来たのは嬉しい。ただ、劇中犯人と交渉人とのやり取りを周囲がゲームに付き合わされていると怒る描写があるが、映画はまさにその感を抜け出せない。最後お詫び程度に真下を司令室から出してはいたが、現場を走り回る寺島 進やSATなどが、結局どうしてもただのコマに見えてしまうからだ。もっと地下鉄という「一般市民の知らない地下洞窟」を<生き物>が行き交う描写が欲しかった。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)Myurakz[*]

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