[コメント] 交渉人 真下正義(2005/日)
「愛と哀しみのボレロ」だけ見てなかったのでちょっと悔しかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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本広監督の遊びは今回は控えめな感じがするが、スピンオフの楽しさも味わえるし娯楽作品としてテンポよくまとまっている。
やはりどこでも指摘されているが、犯人解明が棚上げされているところが惜しい。続編でも考えているんだろうか。あと、鉄オタぽい展開なのに最後は劇場でボレロっつーのはどうなの?エンドクレジットのところで大袈裟にシンバルをジャーンってやって欲しかったんだけど。
テレビで見た「古畑任三郎」と何人かキャストがダブっていて面白かった。フジテレビならではというか。 それに「逃亡者・木島丈一郎」も見ていたので、やっとこれで話の前後がつながったかんじ。こっちでもけっこう木島刑事はキャラ立ちまくりでおいしい役どころ。
この映画でもJTが隠れタイアップ臭かった。事件解決で國村隼がいかにもうまそうにタバコをくゆらすシーン、それに続いて今度は木島刑事が片手に携帯灰皿持っての喫煙シーン。マナーまで混ぜ込んでいやらしい限りだ。
こうなると次は「容疑者 室井慎次」も見たくなってしまう。商売うまいなぁ。
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