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[コメント] 茄子 スーツケースの渡り鳥(2007/日)

徹頭徹尾、闘うプロフェッショナルの舞台裏の物語だ。
uyo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







印象的だったせりふ。 以下うろ覚えだが、大きく外れてはいまい。

「彼らにはオーラがある。俺にはない」 偉大なる先人の後塵を拝むしかないのか、 と言うジレンマ。 けれど同時に、オーラを放つ域にまで達すると、「走る」意義もなくなるのだ。

サウナでの苦しみ。 「お前、レースでこれほどの苦しみを味わったことがあるか。俺はしょっちゅうだ」 「この世界に入ったときに言われたぜ。人間としての楽しみは捨てろ。苦しみだけだってな」 「やめちまえばいい。楽になるぜ」 「人生は喜びと楽しみだ」

雨のシーンの臨場感のすばらしさったらない。 それにしても途中はカリ城のルパンと次元すぎる。あえてだろうけれど、 先人がレースを終えようとしているこれから、越えようよ。ね? 俺たちの時代を作らなくてどうする。 神は俺たちを選ぶのか。

人生は闘いなんだ。

(評価:★5)

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