けにろんさんのお気に入りコメント(450/1004)
コンテイジョン(2011/米) | review] (HAL9000) | このビッグネーム達がどう振る舞うのか、それを撮ろうとしたソダーバーグはさすがです。 [[投票(2)] |
恋の罪(2011/日) | 冷たい熱帯魚』に引けは取らないが、今回のテーマは古今東西あらゆる人に探求され尽くした感のあるセックスである。如何せん、いかにどう描こうがこの普遍的なテーマでは園はまだまだ若いと訝られてもやむを得まい。 [review] (セント) | イメージ、作風共前作の『[投票(8)] |
この愛のために撃て(2010/仏) | すべて彼女のために』はまぐれ当たりではなかった。呆れるほどに面白いシーンを複数持っている。このフレッド・カヴァイエにしても、またはピエール・モレルにしても、面白さにおいて映画史が頂点を極めた「七〇年代アメリカ映画」に果敢に挑む純粋娯楽アクション作家が育っている仏国を羨ましく思う。 [review] (3819695) | 『[投票(3)] |
羅生門(1950/日) | review] (ツベルクリン) | スクリーンから熱風が吹いてくる感じだ。あの三人がいる藪の中の、あの場所そのものが、物語としても、また歴史的映画の中の空間としても、どす黒く、暑く、禍々しく、途方もなく魅力的に思える。あの場所を陰から見ていた志村喬演ずる下人になり代わりたい。 [[投票(2)] |
首(1968/日) | ぽんしゅう) | 戦時の不穏な圧迫感と、弱者の代弁がいつしか強者への反発へと向う暴走すれすれの正木(小林桂樹)のあやうさがモノクロ・スタンダードの狭苦しい画角から吹き出すように迫ってくる。倫理と合理と使命と正義と狂気が未整理のまま提示される混沌のパワフルなこと。 ([投票(2)] |
アフタースクール(2008/日) | 運命じゃない人』。しかし本作は画面の外の文脈でストーリーが補完されていく。それだけでも否応なく活劇的な面白さは減殺される。そして何より背後の事情が明かされるに及んで、その如何にもシネコン映画的な社会的優等生ぶりに幻滅した。学校内的映画。つまらない。 (鷂) | 曲がりなりにも画面の中で全てが完結していた『[投票(1)] |
恋の罪(2011/日) | 小林竜樹などキャラの一貫性の無さも目に余る。思わせぶりなことをして観客を煙に巻くハッタリ映画。 (赤い戦車) | まあエロいのは確かなんだがどうにも冗長。相変わらずのエログロ描写に怒鳴り散らす・馬鹿笑いの演技も今回はくどいしなんだかあざとい。[投票(1)] |
華岡青洲の妻(1967/日) | review] (緑雨) | 仲睦まじかった姑と嫁の間に突如として確執が生まれる。この鋭くも鮮やかな空気の転換の描出、そしてそれを体現する高峰と若尾が素晴らしい。 [[投票(4)] |
シャッターアイランド(2010/米) | スコセッシの遊び心。 [review] (ナム太郎) | 自分なりの「衝撃のラスト」。老いてなお冴える[投票(5)] |
崖の上のポニョ(2008/日) | review] (agulii) | 家が沈んだ海の中で古代生物が息づいていたり、ポニョがオフェーリアだったりするだけで心が躍りもう満足。目まぐるしく進む展開と美しい映像には息をつく暇もなく大変楽しい時間を過ごした。個人的にはテーマ性を読み取るより、幻想綺譚として楽しませてもらった。 [[投票(2)] |
ミッション:8ミニッツ(2011/米) | review] (おーい粗茶) | SF世界の当事者にしか起こりえない心情を、現実世界のわれわれに説いてみせ、そのことで現実のわれわれに何かを気づかせてくれるとしたら、それこそまさに本当のSFの醍醐味だ。 [[投票(6)] |
ガントレット(1977/米) | review] (HW) | 「少なくとも、俺が屈しなかったと知ることになる奴がいる」「誰が? ブレイクロック?」「いいや、俺さ」 追われる娼婦と飲んだくれ刑事が都市を沈黙させ、取り囲む警官隊はただただ棒立ちする。惜しみのない映画のラディカリズム。(2011.11.15) [[投票(4)] |
エネミー・ライン(2001/米) | 鋼) | ミリタリーマニアではないので、細かい事はわかんないけど、敵の真っ只中に孤立する孤独さが、寒々と伝わってきた。 ([投票(1)] |
ミッション:8ミニッツ(2011/米) | review] (HW) | およそ主体性と呼べるものを一切剥奪されながら自らの直感と選択を信じ喪失に耐える主人公に稀なる意志の力がみなぎる。それはまた、使い捨てられてよいものなど何一つ存在しない、という監督自身の心根であろう。「すべてうまくいく。」(2011.11.13) [[投票(9)] |
(500)日のサマー(2009/米) | review] (鷂) | その映画のラストシーンと彼女の涙。 [[投票(5)] |
二十四の瞳(1954/日) | review] (ペンクロフ) | 子供の頃に16ミリの上映を観たことがあるのだが、粒子の荒れた映像は暗く、台詞は全然聞き取れなかった。30年後、DVDで観て驚いた。子供の表情の鮮烈さ、小豆島の美しさ、撮影の流麗なこと! あの16ミリの状態は余程ひどかったんだな。 [[投票(5)] |
戦争のはらわた(1977/独=英) | review] (たわば) | 人の心はディマケイション。真に笑うべきは己の中にある愚かさと知れ。 [[投票(6)] |
ゾンビランド(2009/米) | review] (まー) | ロメロ至上主義を遥か遠くに振り返り、時代は今やゾンビ・グローバリズム。その只中で誕生したゾンビ映画の新機軸。 [[投票(2)] |
スカイライン 征服(2010/米) | クワドラAS) | ベイエリアの高級高層マンションから俯瞰する惨状というほぼ一定の視点・数少ない登場人物と、大規模民衆パニックを描かなかった(予算上描けなかった?)ことがこれ幸いに孤立感の醸成に成功してる。サファイアブルーに輝く光を放ち来襲する宇宙生命体には恐怖感と共に美しさも感じてしまった。奴らの発光は危険な魅力に満ちていたね。 ([投票(2)] |
ミッション:8ミニッツ(2011/米) | 月に囚われた男』と比較すると、考えたら(当たり前だけど)、人が生きていく、生きている哀しみ、切なさ、人を愛するいとおしさ、いつくしみ、それらがすべて同じくよみがえってくる。似ている。 [review] (セント) | 前作『[投票(1)] |