コメンテータ
ランキング
HELP

けにろんさんのお気に入りコメント(1/785)

三度目の殺人(2017/日)★3 凝視の効用。その人の貌がその人の貌であることをやめて、既知の表情が未知の面影を宿し始める。それはそれで映画的なイメージの融解と結合の瞬間なのかも知れず。落とした涙の「真偽」をめぐる反問は、それが何より映画の中の虚構であることを通じて映画論的言及の端緒となる。映画とは人々が信じたがる物語の「空っぽの器」。しかし「空っぽの器」は人々が信じたがる物語ではない。〔3.5〕 (きめこめ)[投票(1)]
ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!(1964/英)★3 情緒不安定を煽るキャメラがギルバート・テイラーと知って納得。この狂騒劇も『博士の異常な愛情』(同年作)の世界という視点で撮られている。ただ、ちとやり過ぎ。老人蔑視ネタはじめイギリス流のシニカルなジョーク連発に胸焼けがする。リンゴ放浪の件はいい。 (寒山)[投票(1)]
昭和枯れすすき(1975/日)★2 秋吉久美子は、70年代前半の映画界を覆っていた虚無と絶望を一身に受け、体現していた女優なのだと、その当時の主演作を観るたびに痛感させられてしまう。 [review] (水那岐)[投票(2)]
昭和枯れすすき(1975/日)★3 前年に『砂の器』を撮って脂が乗ってる時だけあって、野村芳太郎の安定した演出…と思ってたら終盤、突如奇天烈な展開になって爆笑。['05.10.19DVD] [review] (直人)[投票(3)]
昭和枯れすすき(1975/日)★4 兄(高橋秀樹)と妹(秋吉久美子)の溝。それは都会を生活上昇の場とする60年代的堅実志向と、刺激に満ちた享楽の場と感じる70年代的浮遊志向の世代間ギャップでもある。小品ながら、都市に翻弄される兄妹メロドラマとして時代感溢れる秀作。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1957/仏)★4 女の子達が見栄をはって話が噛み合わないとこがロメールっぽい可愛い物語。 (kaki)[投票(1)]
アラン・ドロンのゾロ(1974/仏=伊)★3 Woo, You used to be free, ... La la la, Zorro is back! ☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
オン・ザ・ミルキー・ロード(2016/セルビア=英=米)★3 序盤★5〜終盤★2。まるで躁鬱病の躁から鬱への緩やかな症状転換を2時間かけて見守ったような具合だ。 [review] (寒山)[投票(3)]
レイニング・ストーンズ(1993/英)★3 重。 [review] (24)[投票(1)]
レイニング・ストーンズ(1993/英)★4  ケン・ローチの映画にしては、厳しくもなく、熱くもなく、「甘い」おはなしになってしまった。それがちょっとマイナス。 [review] (にくじゃが)[投票(1)]
ターミナル・ベロシティ(1994/米)★3 ラストのアクションはお見事。それにしてもナスターシャ・キンスキーが、あくが取れた普通の美人女優に収まってしまっており、寂しい。 (ジェリー)[投票(1)]
ターミナル・ベロシティ(1994/米)★3 とにかくラストの驚嘆のスカイアクションだけでも一見の価値はあり。それ以外はオマケみたいなもんですが。 (takamari)[投票(1)]
野性の少年(1970/仏)★4 監督は撮影に対し敏感であるべきだ。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
野性の少年(1970/仏)★4 「教育」はその人間の在り方を根底から変えうる崇高で怖ろしい行為だ。だから誠実なトリュフォーは、トリュフォー的な「愛」でもあるところの「教育」を命懸けのアクションとして撮る。これは野性児という生粋のアクション人間を相手にした命懸けのアクション・メロドラマだ。 [review] (3819695)[投票(2)]
野性の少年(1970/仏)★3 決して煽り立てるようなアップがない絵作り。時には、窓越のダイアローグ場面すら取り入れ、客観性を演出する冷静な画面。こうした反=劇的な絵作りだからこそイタール教授の学問への熱情や、ゲラン夫人の人肌の愛情の温かさが、輻射熱としてではなく伝導熱として伝わってくる (ジェリー)[投票(2)]
野性の少年(1970/仏)★4 まずアルメンドロスのモノクロ撮影の美しさ。自然光の扱いの巧さにはもう舌を巻く。森。屋外と屋内とのルックの調和。そしてロングとミディアムを基調にしながら絶妙に少年と医師をフォローしていく。時に心理的にも距離を置き、時に暖かな眼差しで。いい。トリュフォー+アルメンドロスは矢っ張りいい。 (ゑぎ)[投票(4)]
野性の少年(1970/仏)★4 まず最初の森の映像が美しい。『奇跡の人』ほどじめじめした感じはなく、監督トリュフォー自ら演ずる先生と少年のやり取りはややもすれば面白いとさえ思えてくる。少年は監督の分身とも取れるのだが。 (24)[投票(3)]
野性の少年(1970/仏)★4  「ブラックジャック」に出てくるトリュフォー先生はここからだったのね。 [review] (にくじゃが)[投票(4)]
野性の少年(1970/仏)★3 俺にはあの少年がモノホンに見えてしょうがなかったぞ。 (マッツァ)[投票(1)]
わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)★3 心臓に爆弾を抱えた老人を酷使して醸成するスリラーにあって技術的な課題となるのは老体を稼働に追い込む状況の構築であり、官僚制の不条理が今回は利用されている。 [review] (disjunctive)[投票(4)]