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けにろんさんの人気コメント: 更新順(1/118)

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★3あの頃ペニー・レインと(2000/米)マニアック小僧の業界見聞記が所詮は傍観者に留まり、自らの成長譚として生ぬるい。傷を負い血を流して欲しい。この時代、ロックシーンはもっとドラッグまみれで死と隣接してた筈。回顧調の蒸留メモワールでなく同時代的臨場感をこそだ。ライブ場面は良い。死ぬまでシネマ[投票(1)]
★3オズの魔法使(1939/米)芸達者だがトラウマを抱えたおっさん3人衆が少女を庇護しつつの珍道中もので、彼らはその過程で悩みから解放されるが、ドロシーは何かを得るわけではない。その無私性は愛すべきだが啓蒙的な強圧感も若干臭う。オズの国の造形は年月に耐えたか?微妙である。寒山, わっこ, 水那岐[投票(3)]
★5スリー・ビルボード(2017/米=英)全篇を遍く覆う不穏な空気をキャスティングの妙が完璧にミスリードするのだが、その果てから予想外の信義則が表出する。利己主義に蹂躙された世界が向かうべき理想郷。マクドナーが心を篭めて書いた3通の書簡こそ真髄だし託されたハレルソンも絶妙。まー, 月魚, なつめ, カルヤほか9 名[投票(9)]
★4蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米)人類壊滅兵器を巡る争奪戦として『フォールアウト』と対置する好篇で原ミレニアムからの逸脱も宜なるかな。シークェンス締めの画力に充ちた演出は姉妹対峙の架橋での白黒赤3原色配置で頂点を極める。泥臭い親子因縁話も北欧の清冽な冷気の中で説話化された。jollyjoker, セント[投票(2)]
★5ロシュフォールの恋人たち(1967/仏)緩いダンスに身を委ねるチャキリスケリーの客演が醸す微妙な都落ち感に遠くイーストウッドを想起する。その被虐感とルグランのジャジーな粋とクロケの白い街ロシュフォールと冴えないDD姉妹と毒と邪気の壮大な混沌。素ん晴らしい。ぽんしゅう, 緑雨, 天河屋, 水那岐[投票(4)]
★4パンク侍、斬られて候(2018/日)現代若者考的マイルド批評を呑んで溜めて丁々発止の台詞応酬が炸裂する前半が秀逸でトヨエツの自在さが映画を支配。橋本チック回想も良。だが、邪教集団・念動力・猿の3大ネタ投入で地の果てまで行く筈の世界はダウナー系に沈殿。景子が可愛い。ロープブレーク, もがみがわ[投票(2)]
★5ラブレス(2017/露=仏=独=ベルギー)足るを知らぬ愛情乞食は自らのみならず他者をも不幸にする。そんな世界では樹々や川は飽くまで薄ら寒く在り続け、ボランティアは無機的で感情交差の余地は無い。夫婦の諍いの後、唯一激情が炸裂する子どもの噛み殺した慟哭ショットは虫の観察フィルムのよう。ゑぎ, セント[投票(2)]
★5裁かれるは善人のみ(2014/露)利権亡者の首長と斗う個人という王道的体裁が家庭の崩壊予兆という不穏なエッセンスを内包しつつ重厚な風景リアリズムを伴い圧倒的。だが、映画はそこからサディスティックに更なる連鎖へ突き進む。真冬の海に垣間見えるクジラが誘う地獄の深淵は神話の領域。ゑぎ, セント, jollyjoker[投票(3)]
★4恐怖の報酬(1977/米)密林の深遠な緑が豪雨と相俟る吊り橋渡河シーンはその重量感と傾斜の絶妙が神業で映画遺産級。最果てまで来ちまった感もオリジナルを凌駕し仏人クレメールの「望郷」はギャバンのそれより切実で泣ける。そして醜女とのダンスが奈落を彩るアイロニー。ナム太郎, 寒山, jollyjoker[投票(3)]
★2続・座頭市物語(1962/日)虚無感の塊みたいな1作目での天知茂の存在感に対して本作の若山富三郎には虚無感が似合わなく、しかも、市との関係もピリピリした緊張感を出せない設定にしてしまった。三隅の演出力量の差も一目瞭然だ。寒山, ----, sawa:38, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]
★4アリー/スター誕生(2018/米)煌めく玉を場末の泥濘の中に見つけたという映画的常套は前半の2つのコンサートシーンでガガのタレントと同期し逸脱し弾ける。虚構とリアルの幸福なシンクロだと思う。それだけに後半の難聴と酒依存ネタが語るに為すると思え惜しい。演出は骨太なのだが。ぽんしゅう, tredair, 水那岐[投票(3)]
★4映画 聲の形(2016/日)障害を描くに呵責ない攻撃性を内包し観る者に己の加虐性と向き合うことを強いる。彼女の「声」こそこの映画の決意。だがその決意は主人公のディスコミュ復権話にすり替えられえる。キャラ付けは女子3名は多面性を備えているが男たちは悲しいくらいに形骸的。pinkblue, 水那岐, disjunctive[投票(3)]
★3マイ・サンシャイン(2017/仏=ベルギー)差別に対しての抑圧が暴動へと向かう大状況に対し点描される個々のドラマは須らく内向きに閉じていく。こういうドラマトゥルギーは有りとは思うが、にしてはベリークレイグがスター過ぎ見る者の戸惑いが残尿感としてしか残らない。舌足らずなのだ。死ぬまでシネマ[投票(1)]
★3恐怖の報酬(1952/仏)何度か繰り返されるサスペンスの山場はクローズアップの力感が漲り弩級とは言えるが、ドラマトゥルギーの欠如が決定的。食い詰め者達の脱出願望に更なる切実さが欲しかった。要はハートに沁みてこないのだ。ナム太郎, りかちゅ, sawa:38[投票(3)]
★2キッドナップ・ブルース(1982/日)限りなくアドリブに近いタモリと客演者たちとの掛け合いが黴びたシネマ・ヴェリテのような制作時に見ても10以上年前の作品の如きの古臭さ。意図された無意味や仕掛けられた観念は周到な計算に裏打ちされて成立する。これは表層であり形骸。撮影も凡庸。水那岐[投票(1)]
★4もののけ姫(1997/日)タイトルロールの割に少女サンに魅力が乏しく、テーマも人物配置も酷似する『ナウシカ』の文明と自然の共生願望に比し対立思考に終始するのが後退に感じられた。ただ、冒頭のタタリ神襲撃からしてアクションの切れは只事では無い。宮崎作品中最高だろう。緑雨, 赤い戦車, DSCH, わっこ[投票(4)]
★4孤狼の血(2018/日)仁義なき』抗争集団劇として台詞の空隙と役者の弾不足が露呈する前半だが、中焦点多用のカメラの包括性と美術の踏ん張りが救う。終わったかに見えた終盤、俄かに映画は継承物語の文脈を獲得しベタなりの強度を纏い出す。パーティ急襲シーンは本篇の佳境だ。disjunctive, クワドラAS, ナム太郎, まーほか5 名[投票(5)]
★4ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)ライトファスビンダーなゲイカルチャーを横軸に据え描かれたバンドの盛衰は底浅感も拭い難く孤独要因も甘ちゃんで勝手にしやがれとも思うが、それでも楽曲に対する絶対的信奉が映画の強度を増幅。佳境ライブエイドの徹底は半端なくあざとさの欠片もない。tredair, 緑雨, ナム太郎, たろほか7 名[投票(7)]
★2汚れた英雄(1982/日)削ぎ落としたのではなく描ける内容が限られてるから無機的になった。結果的に女をこますこととバイクを走らせることという事象に特化して純粋映画になることもできたろうに哀しくも角川の精神支柱はどうしようもなく浪花節であった為に限りなくダサい。Myrath[投票(1)]
★5おとなの事情(2016/伊)ありがちコンセプトながら展開は怒涛。納得リアクションの役者陣と闊達な演出はサイズの引き寄りの構成がスムーズかつダイナミック。ほぼグッチャグチャになってしまった人間関係だがお互いをだまくらかしてやってく。イタリア映画らしい詠嘆的ポジティブさ。jollyjoker[投票(1)]