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けにろんさんの人気コメント: 更新順(1/121)

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★4男はつらいよ 寅次郎物語(1987/日)疑似家族形成の過程が性急で少し嘘臭いが、子供の親探しとマドンナとの絡みが巧みに配置された展開が極めてバランス良い。刺身の端に甘んじた秋吉ではあるが正面から寅に迫る女っぷりには山葵が利いている。受けた渥美も微妙な距離感を出して出色。G31, 寒山[投票(2)]
★5ウィーアーリトルゾンビーズ(2018/日)レトロゲームに擬えた展開の随所に差し込まれるリアルワールドの呵責ない現実との錯綜をキッチュとユーモアとバイオレンスで統御する目眩く混沌なのだが、スポイルされた子供たちへの連帯の呼びかけは真摯と思う。そして乗り越え踏み出すのだとの熱いエール。ペペロンチーノ, ぽんしゅう[投票(2)]
★5母と暮せば(2015/日)受け専小百合の芸歴を総括するリアクション芝居の細緻な達成度に瞠目した。冥界と現世を揺らめく彼女が駄々っ子悪魔をなだめたしなめ唯一の心残りの黒木の行く末を見定め安堵する。何という高潔な人生の全うだろうか。ただラスト数分は脳内消去した。たろ, tredair, セント, 寒山[投票(4)]
★4エイリアン(1979/米)極北まで行った『2001』から10数年。お子様活劇『SW』と怪物譚の本作でSF映画は周回し伝統に回帰した。贅を尽くした怪奇的でバロックな美術と王道的ショッカー手法とグロテスク趣味が混在し宇宙の静謐と孤独が寂を利かす。抜きんでるのは統治力だ。DSCH, クワドラAS, ぽんしゅう[投票(3)]
★4僕はイエス様が嫌い(2019/日)贖罪という概念は大人になって知るもので、子供の頃は戸惑い事の消失を願うだけなのだ。出木杉君への嫉妬と羨望は小さな悪意となって心に宿る。父親の愛を得られてなかった事を知るが後の祭。これは十数年に亘る悔恨の吐露で、それを責める資格は誰にもない。ぽんしゅう[投票(1)]
★3赤い鳥逃げた?(1973/日)モラトリアムとアウトローな末路を誂えた下町食堂の定食の趣だが、いいかげん定職につかんと俺みたくなっちまうぞーと芳雄に言わせて単なるポーズが露見。温泉宿のシロクロ撮影会の最果てが見たかった。紛い物の連鎖の中かおりのおっぱいだけが真実。寒山[投票(1)]
★3悪魔の美しさ(1949/仏=伊)所詮は魔法によって得られた若さってのがどっかで引っ掛かる。主人公が自力で獲得したわけでない幸福は間抜けな悪魔のおかげで永続する。それでもミシェル・シモンの愛らしい因業親爺演技の素晴らしさは満喫できるし、終盤の畳み掛けはさすがに闊達だ。寒山[投票(1)]
★2トランスフォーマー ロストエイジ(2014/米)方形の金属がガシャガシャと変形するのが良いのであって、粒状物質にトランスフォームさせた時点で終わったと思う。途中からクソのような物語の舐めた根性に付き合うのがアホらしくなった。グッドマンが当てた新キャラも擬人化が進み気持ち悪い。ロープブレーク[投票(1)]
★3ザ・ファブル(2019/日)殺人マシーンとして育てられた男が市井人としてのアイデンティティを確立する話は表面づらのネタをギャグ混じえて塗すだけだが、眼力柳楽に感化された向井安田など役者陣の踏ん張りが中盤を牽引。しかし、所詮は不殺シバリの残尿感は拭えない。死ぬまでシネマ, ペペロンチーノ[投票(2)]
★3ソードフィッシュ(2001/米)いきなり街中でマシンガン乱射しまくるトラボルタの違和感がキャラ創造の練り込み不足を露呈させ、冒頭の100倍伸ばしは鬼面人を威すのガジェットありきにしか見えぬので低脳感が横溢する。映画薀蓄含め思い付きの場当たり接合では強度は知れている。死ぬまでシネマ[投票(1)]
★4カリスマ(1999/日)「法則の回復」だの「対立軸の共生」だのと前半は青臭く生硬な台詞も相まり木を巡る争奪は意味や先行きの見えぬ隘路を彷徨うが、後半「なるがまま」と開き直り黒沢お得意の終末観が展開され出すと見違えるように締まった。でも、結局そこかよの感もある。おーい粗茶[投票(1)]
★4旅のおわり世界のはじまり(2019/日=ウズベキスタン)人嫌いなのに人混みに行き孤絶を弥増させる彼女の唯一の世界との接続点が喪われたとき自分の立ち位置を思い知るが、その経験故にこそ再接続された世界は拡張して彼女の前に広がるのだ。いいタイトル。4人の男性クルーの絶妙な距離感も旅路を彩るに相応しい。ゑぎ[投票(1)]
★5さよならくちびる(2019/日)女2人に対する男のポジショニングとしての場の空気を醸成することに成功している。成田の退いた佇まいが好ましいし門脇の諦観と小松の焦燥も物語内で沈殿して融解する。フィルムの質感と忘れ去られた風景と昭和な楽曲が混然として世界を形作る。ゑぎ, なつめ, ハイタカ, 水那岐ほか5 名[投票(5)]
★2ダークシティ(1998/米)夜な夜な人が寝てる間に悪事を働くってのが黴臭い童話めいて幼児的。『ブレード・ランナー』で行きついた筈のSFへのハードボイルド導入と浅薄な自分捜しの物語にうんざりする既出ファクターの脳内構築仕様の集積。唯一ジェニファーの色気だけは見物。IN4MATION[投票(1)]
★2主戦場(2018/米)冷静な論拠と愚昧な妄論が混在する右派の攻めに対し当たり障りない性善的感情論だけでは手打の卓袱台を返した根拠に遠い。そこで俄かに日本の右傾化と反アベに問題をすり替えた為に単なる左派の扇動映画に堕してしまった。問題解決の本質は遠ざけられたのだ。もがみがわ[投票(1)]
★5黄金の腕(1955/米)見事なまでにロクな連中が出てこないなか頂点に居座るエレノア・パーカーが物語の合理性を担保する。出てきてすぐヤクに手を出す居たたまれなさをトラックアップのケレンが倍加する演出の冴え。笛の反復寸止めがクライマックスを決定付けるダイナミズム。ゑぎ, ぽんしゅう[投票(2)]
★5孤高のメス(2010/日)脳死肝移植の命題に患者救済の絶対信念に忠実な医師を配しただけでは作劇は完遂しない。夏川の設定の何たる慎みと真摯。切ないまでの想いは、やがて今1人のの想いとシンクロする。石井映画の2人の「名美」の対峙。その霧の屋上での詠嘆。たろ, まー, tkcrows, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]
★4心と体と(2017/ハンガリー)夢診断的な形而上世界が遠のき中学生レベルの何の捻りもないド直球妄想話が現れるのだが、滋味ある鹿の無垢な眼差しが邪念を吹き払う。傍系人物群のダメっぷりも愛すべきだが、彼女のマグロなのに充ち足りた表情がスローピストンと同期し幸福感を現出させる。週一本, pinkmoon, jollyjoker, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]
★1テン(1979/米)そりゃあ街で見かけた女を採点なんて男なら誰でも無意識下にやってることだろうが、そんなもん公然と映画にするようなもんでもないだろう。老エドワーズが見せ得べくもない下心をさらけ出してみっともない。大体ボー・デレクのどこが10点やねん。寒山, 代参の男[投票(2)]
★3バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016/米)虚構が現実を侵食することに真摯に言及・論証しようとした形跡はあり冒頭30分はエキサイティングだが、そこはあっさり放棄されあとは例によってグダグダ。ガチのセメントを見に行っていきなりの場外乱闘の挙句に飛び入りに見せ場をもってかれた試合みたい。がちお, ロープブレーク[投票(2)]