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けにろんさんの人気コメント: 更新順(1/119)

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★4イコライザー(2014/米)全ての男どもが思い描く夢の最大公約数を具現化するに全く躊躇せず工芸品を愛しむように丹念に磨き上げられた世界。この微妙な過剰さの匙加減がフークワの特質だろう。終盤のそこまでいっちゃう的展開も違和感ない。役者陣も又か感を感じさせない顔ぶれ。DSCH, ゑぎ[投票(2)]
★4葛城事件(2016/日)何かを掛け違えたまま年月が経ち狂いが増幅された時にもう取り返しはつかない。個々には皆悪くないのに…などと映画は口が裂けても言う気ない。何奴も此奴も救い難く駄目人間だと細緻リアリズムを塗して叩き付ける。聞きたくない正論。友和は主演賞もの。死ぬまでシネマ, セント, ぽんしゅう[投票(3)]
★5ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)映画のフォルムや時代設定に連関するギミックを縦横に駆使して厭らしいくらいに行き届いた60年代イタリア映画的な芳香。階級崩壊の予兆とノスタルジアは立ち位置の微妙を糊塗する。終盤の2つの顛末描写の圧倒的力業と女性賛歌の前に我々は平伏すしかない。まー, ぽんしゅう[投票(2)]
★3麻雀放浪記2020(2019/日)大して意味無さげな時制の往還は廉価な作りを曝け出しの熱々しゃぶしゃぶ&目玉焼き素手喰いを激しく空転させる。そして又かのゲームと地下アイドルの矮小化された世界に収斂・閉塞される芸の無さ。安手のコピーに終始する演者の中ももだけは買い。水那岐[投票(1)]
★4ジェーン・ドウの解剖(2016/英)黒魔術とか魔女とかは食傷ネタだが解剖という薬味が加わると映画は新鮮さを取り戻す。一見掛け合わせ最悪にしか思えぬ配合が思わぬまろみと旨味を引き出した料理みたい。美術パートの踏ん張りで、基本CGには依存していないと思われる。そのへんも好感度大。DSCH, まー[投票(2)]
★4パニック・ルーム(2002/米)北北西』的タイトルも『フレンジー』的長廻しも今風なヒッチ風味で嬉しく、ウィティカーの男気に50年代アメリカンノワールの匂いを嗅ぐ。「パニックルーム」という如何にもな設定は後方に追われオーソドックスの安定感が好ましいスリラーの佳作。濡れ鼠, kiona, kaki, Carol Anneほか9 名[投票(9)]
★4ザ・プレデター(2018/米)人間とプレデター双方が内輪揉めしてる展開が先行きの定まらぬまったリズムで、そこに発達障害やPTSDをぶち込んでシェーン・ブラック的緩い停滞が蔓延する。が、しかし、終盤で俄かに男の死に様美学祭りと化しゆく振り切れ。それは一種祝祭的なほど。がちお[投票(1)]
★3レディ・プレイヤー1(2018/米)貧民層が揃ってVRゲームに打ち興じ富裕層のシナリオに従順であるということは薬を打たれ売春するのと変わりないってことは善良なスピルバーグは考えもしない。興じさせる手を全身全霊で構築する。でも結局デジタルでない第3の想いこそが最も胸を打つ。がちお, 死ぬまでシネマ, 寒山[投票(3)]
★4未知との遭遇(1977/米)メキシコの砂漠から幕を開けた映画は世界各地の異変を大スケールで点描し続けるのに結局、物語は局地的なマニア集団に収束される。所謂普通の人々は殆ど登場しないという超絶に閉じた世界観。或る意味で作家性をこれ程打ち出した大作も珍しい。UFOは圧巻。ナム太郎, ロープブレーク, 3819695[投票(3)]
★4悲しみは女だけに(1958/日)戦後の困窮時代とピカ残滓ある場所で家族は崩壊しつつある。差し込まれた異物絹代はギャグ寸前のズレを発散しつつ見守る立場なのだが、非難や嫌悪や傲慢の欠片もない菩薩のような慈愛を静かに発散し一家は軌道に戻る。新藤の理想化された姉への憧憬。寒山[投票(1)]
★4座頭市物語(1962/日)歴史の伝承の片隅に記されただけの傑物たちのひとときの相克と共振。後のアクロバティックな市の居合いはまだ無く地味なリアリズムが全編に漂う虚無感を全うさせている。それを一方で負って立つ天知茂の傍流的な役者としての立ち位置がまた絶妙なのだ。水那岐, ぽんしゅう[投票(2)]
★4アトミック・ブロンド(2017/米)素人なりに殺陣を熟すセロンの踏張りに好感を持つが惜しむらくは捌き下手による展開のもたつき。脇キャラへの傾倒がマカヴォイを霞ませる。一方で突出する演出の拘りは階段アクションの長回しと驚愕のカースタントに結実。そして鮮やか過ぎるラスト。DSCH, 3819695, おーい粗茶[投票(3)]
★4キッスで殺せ(1955/米)フィルムノワールかと思いきやストーリー展開が後半加速し枠を逸脱していく。原作にアルドリッチが加味した部分はマッカーシズムや核への警鐘というより既成枠を解体したアナーキズムそのものだが、それに意図的でないらしいのが映画史上の玉手箱なのだ。ぽんしゅう, ゑぎ, 寒山, 3819695ほか5 名[投票(5)]
★5殺しのドレス(1980/米)3面記事的えげつなさは幼稚で洗練されてないが、一方で無邪気なまでの技巧オンパレードで恥も外聞も無く押しまくる。『サイコ』に対するオマージュとしても高度な達成。精神的な成熟レベルの幼児性といい天才的な技巧への拘泥といいヒッチに比肩し得る。濡れ鼠, いくけん, セント[投票(3)]
★4アリータ:バトル・エンジェル(2018/米)設定された階級社会と忘失された過去に延伸するキャラは古雑巾なのだが、半機械化人間がうじゃつく世界観が徹底して分厚いのが魅力で、お目目ぱちくりキャラが中心に居ると世界が親和しCG塗れを毒をもって制すの感。重しヴァルツコネリーも十全。YO--CHAN[投票(1)]
★3ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017/米)産みと育ての有りがち展開だが今更で破壊力は無い。一方アライグマの含蓄が半端ない域に達し美味しいとこを全部持っていく。あらゆる面で目配せが行きとどいた納得の完成度だとは思うが前作に比べて世界は収縮した。2大アイコン登用も使い方がまともすぎ。がちお[投票(1)]
★3キャプテン・マーベル(2019/米)なんで彼女がそうなったのかをやっつけ感横溢の作劇でならやらん方がいいってレベルだし又もやの覚醒ってのも大概にしてんかってことであるが、全ては『アベンジャーズ』の為にの大義のもと。正直サミュエルのCG若返りと猫の1点突破の驚愕性が唯二つ。がちお, 死ぬまでシネマ[投票(2)]
★5グリーンブック(2018/米)繭を出て辛苦の南部演奏を決意した彼の思いをとき解す旅路であり、その思いを知った男も変わる。『夜の大捜査線』の巧まざるリライトであるし上級のXマスムービー。演奏拒否の決断は酒場のセッション、雪夜のドライブを経てラスト彼女の至福の言葉に繋がる。G31, jollyjoker, ぽんしゅう[投票(3)]
★5恋恋風塵(1987/台湾)計算も多少はあるのだろうが清冽な映像は確かに見たことのない域に達している。ストーリーと直に連携しない風景(野外上映のスクリーンに代表される)のフレームの切り方が巧く、そういうカットが計算外に意味を醸し出すのは見物。寒山, Ikkyū, ペペロンチーノ, ハムほか5 名[投票(5)]
★4家(うち)へ帰ろう(2017/スペイン=アルゼンチン)南米からスペインに至るまで主人公に絡む家族を含めた他者が各々の背景を滲ませて尚彼を斟酌するあたりにロードムービーの醍醐味があるのだが、大戦時の過去がインサートされ目的が顕わになるにつれ世界は収縮する。災禍を乗り越えた未来は閉ざされたままに。イライザー7[投票(1)]