[コメント] まぼろしの市街戦(1967/仏=伊)
「何が正気で何が正気でないか」では如何にも生硬だが、それを「こっち側に留まるかあっち側に行ってしまうか」にすり替えたのが堪らなく文学的なのだ。そして、留まっても越境しても孤独感は拭われない。そこが痛切に胸を打つ。
(けにろん)
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