[コメント] ロボコップ(2014/米)
提灯持ちＴＶレポーターを語り部とするアイデアに脱帽。メディアさえもが信じられない世界を描こうとするなら、こういう屈折した方法しかない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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元ネタ作品を丁寧に咀嚼し、不純物を除き、エキスを注意深く抽出して現代にあてはめてゆく作業が成功している。主人公の哀しさがよりクリアに伝わってくるのもそのせいだと思う。
正直なところ、それでも幾分、バーホーベン監督版の方に魅力を感じる所もまだ、ある。 きっとそれは、現代の常識で「不純物」と認識され削除された部分の中にある訳で・・・それこそ「一体何が不純物ななのか？」という、いってみれば公共の先入観みたいな問いに発展しそうだ・・・一体何だろう？
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