原作前半（夕凪の街）が重過ぎて後ずさってていました。また、自分の幸福を他人の惨すぎる不幸と比較して自粛するという発想にあまり共感できなかったという事もありまふ。

ただ原作後半（桜の国）というか、あのラストのモノローグを読んで驚嘆してしまいました。「そうきたか！」というか、「あの一見余計に思えた事物は、実は全て必要なものだった」というか…（？？？）

思い込みかもしれませんが、映画化はかなり難かしいと思いました。チャン・イーモウやジョージ・ロイ・ヒルや大林宣彦（いけるかもしれないぞ！？）監督でも困難ではないでしょうか？

正直なところ、イメージが壊れそうで映画を見る気になれません。ゴメン。