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[コメント] 人生は長く静かな河(1988/仏)

フランスのある二つの家族の間で起きた子供たちの取り違え物語を主軸に描くフレンチ得意の群像劇。それぞれの些細な描写が非常に鋭く洞察力の深さに驚く。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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俺はこの作品をなんか自暴自棄気味になっていた思春期に観たのでなんとなく印象に残っています。二つの家族に貧富の差があるのもドラマにエスプリ添えています。リッチな家の娘だと思っていた少女が実は軽蔑していた貧しい家庭の少女だと知った途端に潔癖症になってしまうシークエンスなど観ていて非常に関心した覚えあり。結構驚きが生意気そうなアクの強い少年が出ているのだけどこれが数年後には2枚目で売れまくるブノワ・マジメルだったり・・。年取るとともに癖が無くなるって人も珍しい・・まさに人生は長く静かな河!。物語と関係なく暖かな陽射しがいっぱいの映像は暗くなりがちだった気持ちに鮮烈だった思いが・・。シリアスにならずにユーモラスな匂いが全編に流れる感じなど日本じゃ到底真似の出来ない領域。結局、この手のジャンルの映画を好きになったきっかけの映画。一度観ておいて損はないです。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ユリノキマリ[*]

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