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[コメント] トータル・リコール(1990/米)

観た当時は★4つクラスだったが悲しいかな、現在のCG技術を持って観てしまうと途端にミュータントがチープで★3つに。しかし描かれた世界観やシャロンのハッとする美貌は必見。シュワルツネッガーには現実より近未来がお似合い。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







SFの大家フィリップ・K・ ディックの原作は未読なのですが、まぁバーホーベンが大幅にカットして娯楽色の濃い風合いに変えてしまったであろう事は予測が尽きます。でも見所多くないですか?。当時のテクノロジーに我慢さえすれば息尽かせないで魅せてくれます。シュワルツネッガーが別の人間に仕立て上げられていた!というサスペンスタッチで始まり、オバサンに変身したり、謎の地下組織のリーダー・クァトーの登場シーンには、思わずお腹を摩りながら見守りました。関心するのは日本で知名度ゼロに近かったシャロン・ストーンがこの作品で輝く美貌で存在感をきっちり発揮しており、大物は脇でも光るのを実証。にしても非現実めいた風貌のシュワルツネッガーには活躍の舞台も実社会よりはSFがテーマの方が似合っている。この作品ではラストのスケールの大きな静謐な回廊のシーンが好きです。妙にたまぁに観たくなってしまうB級SFムービー。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)Myurakz[*]

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