[コメント] アルマゲドン(1998/米)
この映画が好きな人を小バカにはしないが、ものすごくもったいないとは思う。
「この映画がベスト・ワン」という人に会ったことがある。「生まれてから今までに見た映画で」ですよ。このもったいなさというか無力感というか…。 その欲の無さがもったいない。
これはこれで寂しいでしょう。私には寂しすぎる。
あるいは、これから先もっと好きな映画に出会えていいなという羨望が無いともいえませんが。どうなんでしょう。
「食事はポッキーがあればいい」という人にも会ったことがある。
ポッキーだっておいしいのはわかります。なにも懐石料理を食えなんていわない。
どっちが「格上」でどっちが「格下」だなんてヒエラルキーはない。
おいしいものはおいしいで良い。
でもポッキーが一番なんていわれたら「おいおい栄養失調になるよ。他にもおいしいものが世の中にはたくさんあるのに。」
こう言いたくなるのは人情でしょう。おせっかいなのかも知れないが。
私はこの映画でたっぷり笑いました。
嘘の話に泣くには「泣きのツボ」への刺激が必要ですが、この嘘の話は私の「泣きのツボ」を素通りし、その横にある「笑いのツボ」をいびつに刺激してくれました。
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