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[コメント] セルラー(2004/米)

主人公が理系の先生で頭の回転が早い、という伏線がちゃんと効いているところがよい。すっげぇ軽い、そのせいでふられちゃうくらいテキトーな男の子がだんだんキリッとしてきて活躍するのもよい。
tredair

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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つまり、細かい伏線が要所でちゃんと回収されていくのって気持ちいいいい!と思った。

たとえばオチについてだけど、あのヒーロー、最初の場面では自分の悪いところを一生懸命に伝えて改善させようとしてくれてる元恋人の様子を、反省なんてまるでしていないかのようにへらへらムービーで撮ってたんだよ。ダメすぎてびっくり!だったけど、あれって実は「彼が日頃からムービー機能をつかいこなしていた」という伏線、かつ、成長っぷりを表すための場面だったんだなあと思うと感動さえする。

ヒロインが粉々の電話を巧みにつなげたり、人の急所をきっちりねらって攻撃したり、犯人の向かう先や行動を瞬時に予測して当てちゃったりするのも、序盤に示唆される職業や言動から違和感なく受け入れられるようになっていて、そこも素晴らしいと思った。

配役のベストっぷりも合わせて、堂々の星3つ映画だと思います。

(評価:★3)

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