カフカのすあまさんのコメント: 点数順
メメント(2000/米) | ここちよい混乱。あたりまえのことがあたりまえでなくなる快感。数日後の疑問符。 [review] | [投票(20)] | |
マグノリア(1999/米) | 小説的な映画。くどいくらいの前置きの実話がすごく効いている。 どんなことだって起きるのだ。 [review] | [投票(20)] | |
アモーレス・ペロス(2000/メキシコ) | 秀逸。場内明るくなっても立ちあがれず、泣き崩れていたおねえちゃんがいた。ツボ、はまりましたね? [review] | [投票(12)] | |
アメリ(2001/仏) | なぞ解きも、恋愛も、相手が必要。お外に出てゆくジュネ。 | [投票(10)] | |
ギター弾きの恋(1999/米) | ぐりぐりと我が道を突き通す、レイ(ショーン・ペン)の演技は光っている。こいつ床下手だろうな、と確信させるところがニクイ。 | [投票(10)] | |
ノスタルジア(1983/伊) | 水、水、水。蝋燭と温泉。ゾクゾクどきどきした。 [review] | [投票(9)] | |
華氏451(1966/英=仏) | 本の話。そして本を読む人の話。本を読む人は、意味(センス)がないこの世にセンスを求める人。だからナンセンスなSFがぴったりで、ナンセンスこのうえないくせに、じつにメイクセンスなのである。 [review] | [投票(8)] | |
鏡(1975/露) | 時間軸を完全に無視したタルコフスキーの傑作。風に揺れ踊る草は重く湿っている。 [review] | [投票(8)] | |
007 カジノ・ロワイヤル(2006/米=英=チェコ) | ジェイムス・ボンド映画に要求されるものはすべてつまっていました。アクション、スリル、サスペンス、脳みその詰まった美しいボンドガール、アバンチュール。そしてなによりセクシーで冷徹な(でも実は熱い)ボンド。優。 [review] | [投票(7)] | |
ムーラン・ルージュ(2001/豪=米) | 憎むべきもの=ラブソング、愛すべきもの=ラブソング。 [review] | [投票(7)] | |
L.A.コンフィデンシャル(1997/米) | 最低でも3回の鑑賞に堪えうる映画。少々<正義VS悪>に傾いた気がしなくもないけど、エド・バド・ジャック+ダドのキャストは素晴らしい。 [review] | [投票(7)] | |
マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン) | 比較することが大切なんだ。淡々としたテンポと展開がいい。 [review] | [投票(7)] | |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998/英) | スピード感とナンセンス感が抜群。血塗りの殺戮現場がみょ〜におかしく見えるのがこの監督のセンスだとおもう。 | [投票(7)] | |
オズの魔法使(1939/米) | すっかり大人になってからみたら、非常にらりぱっぱ、な世界だった。踊りの基本はスキップだ。コビト集合、「ええっ、いいんですか」。でも、かかし・ブリキ・気弱なライオンの3人がすばらしい。魔女たちも、空飛ぶサルもナカナカやる。しかし [review] | [投票(6)] | |
羅生門(1950/日) | 怪しく美しい、白黒の美。「藪の中」つまり真実は出来事を経験した各人ごとにある、というコンセプトを西洋にも広めた功績も大。 | [投票(6)] | |
戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド) | この映画の前では、わたしの言葉は力を失う。完璧な映画的ストーリーテリング。 [review] | [投票(5)] | |
戦場にかける橋(1957/英=米) | 受動的にではなく、能動的にドキドキできる。 [review] | [投票(5)] | |
2001年宇宙の旅(1968/米=英) | 歴史に残る名作。宇宙の闇の中はどこまでも静謐だ。その無の空間に響く息遣いの「はー。はー」という音がどうしようもなく寂しい。 | [投票(5)] | |
ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊) | [ネタバレ?(Y4:N22)] キス、キス、キス、キス。映画館貸切で思いっきり泣けたらいいなあ。 | [投票(5)] | |
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米) | 機能不全家族が、オリーブのために不思議に機能しはじめる美しさ。それでもぎすぎすと雑音は聞こえるけれど、旅の前と後ではあきらかに何かが違うのです。 | [投票(4)] |