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[コメント] 仄暗い水の底から(2001/日)

タイトルが読めなくて(泣)恐さ倍増。仄暗い水は文字以上に黒っぽかった。
ピロちゃんきゅ〜

つい先日、『ゴジモギ』『ハム太郎』を見た映画館。新しく出来たばかりでやけに気合の入っている受付。ハム太郎のコメントにも書いたが「ゴジラ」をくれといって「ハム太郎ですね」と返されたいわく付きの窓口だ。今回はアルシュさんが何気にピロQは見ただろうか、と振っていたので、急遽、見に出かけた。で、窓口で、ハッと気が付いたのは「仄」ってなんて読むのか判らなかったのだ!ガガーン(←さすが文系大卒。社会人暦13年選手)!!「ごにょごにょ水の底からを2枚」「…(クスリ)ありがとございます」 うきー!笑いやがったな!ウッキー!!はあ…自己嫌悪におちいる。しかも答えが結局わからないまま見る事に(←ちなみに一緒に行った兄・39歳も当然、読めませんでした)。

気を取り直して、集中する事に。初めて黒木瞳さんをスクリーンで見る。もっと普通に演じればいいのに…なんて思ったが、この監督はやっぱ、こんな感じの線が細くてちょっと神経質な感じの演出が好きなのかなぁ〜なんてボーっと見ていた。ちなみに俺も子供はオヤジが面倒みるほうがいいって判断するな、あれじゃ。そして、じめじめしてるうちに、で、で、で、でたー!ひょえー!ゾクリとくる恐怖感。やっぱ中田映画は怖い。テレビで見るのとは緊張感の桁が違う。ホラーはやっぱりスクリーンで見ると怖さ100倍だな、ホント。もう、あんまりにも怖くて、大の男二人が並んでビビリまくり。その姿の方が怖いかもしれなかった(まわりは皆カップルか女性同士)。とはいえ、らいてふ様の言う通り、恐怖が悲しさに変わった瞬間、「なんじゃぁ?」という衝撃が。だが、個人的には、あの場面での音楽のヌルさは許されるもんじゃないな。あっこからエンディングまでのダルダルなクリシェサウンド。「あ〜ぁ残念」という気持ちでテロップが流れる。「怖かった…」そんな放心状態の中、照明がつく。と、目の前に紅い子供用バックが!ドーン!ギョエー!(←という演出を映画館でやってくれたら5点差し上げたであろう)

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (7 人)tkcrows[*] トシ[*] 1/2(Nibunnnoiti[*] あき♪[*] らいてふ[*] ジョー・チップ[*] アルシュ[*]

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