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[コメント] 姉妹坂(1985/日)

17年の歳月を経て再観。やっちゃんのブレイクダンスに悶絶。それだけでペペ氏に続く3点コメントを決意。
ピロちゃんきゅ〜

なにをとちくるったのか、見直してしまった。と自己擁護するのもアレかもしらんが、トニカク見直したのだ。17年前の、○○ちゃん(現○○さん)とのデートの思い出と彼女の泣きまくり(鼻水込み)の笑顔は忘れる事はできないが、今回はそんな心の動揺を誘う要因のないまま、ゆっくりと見る事ができた。

うん、ふつーの大林映画だな。『さびしんぼう』のベタベタな寒いギャグや不要なキャラを全部抜いて、ヤッちゃんだけだったメインキャラを4人4キャラという派手な演出のアイドル感動物語。押し売りがちょっとやり過ぎちゃっててゲンナリするも、やっぱり(今みても)ヤッちゃんはキャワユイ!!!彼女の可憐さをもっと徹底して押し出さんでどおする!というのが正直な感想だ。当時でいえば、沢口さんや浅野さんがメインで行くってのは当然な人間関係だったんだろうが、今みても、沢口さんメインってのはナイな。あの、沢口さんの「お人形のようにカワイイ」ってのはある意味正解で、お人形みたいに気持ちが見えてこない人なんだよね。物語の最初のあたりは「ただカワイイ」役でいいんだけど、人生いろいろ経験した結果「ただカワイイだけじゃない」役に昇華させてやらないと物語として完結しないんではないか?というか、そんな演出してるんだけど表現しきれてないとか?もとより彼女にそんな演技を期待する方が間違ってるのか。いやいや、彼女にそんな演技をさせるように演出できなかった監督が悪いのか…。う〜〜〜、どれもアリのような気がする。やっぱ、沢口さんメインってのがさー、というか、この映画の中の4姉妹の価値観(重要度)がさぁー、

沢口>浅野>>>>>紺野≧富田

こうだよね?ちなみにワタシの好みの順でいうと 

富田>>>>紺野>>浅野≧沢口 

こんな感じか?すっかり、逆転現象。そりゃ、自分の評価も低い訳やわ。たまには冷静に分析してみるもんだな←ニヤリ

さびしんぼう』の時はヤッちゃん・尾美としのりの、主役が頼りなくっても藤田弓子・小林稔侍という強い補佐がいたのが救いだったけど、この映画には誰もそんな存在がいなかったのが大きいね。紺野さんがその役割だもの。厳しいわ。それに、この映画は特に男性陣がなってない感じがする。ま、大林映画はいつもだが…全くもって魅力がない。滑舌があいかわらず悪い尾美としのりと、これまた何だかわからない宮川一郎太。ついでに言えば、紺野さんの相方は竹脇無我!これは無いだろ?なんか紺野さんの不当な扱いを感じるな。それに余談だが、竹脇無我が『ビューティフル・マインド』のラッセル・クロウの学生時代のにソックリだな。え、似てない?そ、そうか?そうかも(自信なし)。

総論 : 17年間の沈黙を通して今、再見した結果、すっかり覚えて無かったヤッちゃん渾身のブレイクダンスに心がバキュンとなったので、1点→3点にしました。ハァハァ

(評価:★3)

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