街の風景のネタは京王線聖蹟桜ヶ丘駅（猫が降りた駅）から南の丘の上、ロータリーや雫が告白を受けた境内などがあります。

それにしてもアニメにすると何故これほど多摩らしさが強調できるのか？不思議だ。雫が雨上がりに告白を受けるシーンの多摩丘陵は野猿街道沿いの風景だと思いますがホント、壺を押さえた風景画です。

宮崎アニメの何がいいって、そこに住んでみたい！と思わせる何とも気持ちの良い「街」「人」「配色」だと思うんですよ。

あと音楽。野見さんのアクの無い旋律が作品のカラーにぴったりとマッチしていて「職人」を感じます。

普段もね〜、これだけ肩の力抜いて作ってくれればもっと評価も高くなるんだが…