[コメント] 穴(1960/仏)
執拗なまでにコンクリートが穿たれるという事実を一箇所で凝視し続け、延々と地下に伸びる刑務所の迷路性を闇に輝く灯りの光を通して伝えるキャメラ。これほどキャメラに信頼のおける映画も珍しい。精密機械の運動を撮り続けたような映画。
(ジェリー)
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