コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] まあだだよ(1993/日)

登場人物や舞台設定が作り物であるという公然の秘密を公式に認めたような出来上がり。開き直りがこの映画の背骨だ。見る者はこの映画を前に怒るのか、笑うのか、見ることを放棄するのか。ともかくも、この映画は『七人の侍』という古典の極北から歩きに歩き続けてたどり着いた、一映画人の精神の高貴な迷走の極点である。
(★2 ジェリー)

投票

このコメントを気に入った人達 (3 人) けにろん[*] ぽんしゅう[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。