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[コメント] 東京暮色(1957/日)

すっかり御馴染みの男やもめ笠智衆だが、今回は妻と死に別れたのではない。それだけの違いが全ての発端で、安っぽいメロドラマに堕するすれすれのところでの格闘劇となる。
ミドリ公園

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







小津安二郎は結局その闘いに敗れたようだ。アプレ娘(有馬稲子)を殺してしまったのは、やはり決定的な悪手と言わざるを得ない。惜しいと思う。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)けにろん[*] 煽尼采[*] ぽんしゅう[*]

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