「なんか重力レンズの力で好きなところに行けるらしい」の一言で原理を説明しきる手腕が素晴らしい。ここもつっこみどころね。

何より公害や社会悪はみんな宇宙人のせい、という極論が素敵。とかバカっぽく見せて、結局は社会批判してるのか。

話題のプロレスシーンが長いのは、それはやはり見せ場は長いに越したことない、という哲学のようなものがあるのではないか、と。でもひょっとしたら「プロレスファンはたぶん1ラウンドくらいは見たがるだろう。よし、見せてあげよう」程度のことだったりして。

大学生の頃に劇場で観てそれなりに面白かったが、さっき深夜放送でやっているのを見て、やっぱり面白いと思った。誰かも書いていたが、深夜番組というテイストにとてもマッチしているな。

（2002年4月2日改訂）