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[コメント] ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006/米)

「タイガーマスク」のコメディ版のような感じだか、ドタバタやおふざけが過ぎて、全体的に緊張がない。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







プロレス・コメディ。

漫画「タイガーマスク」のコメディ版のような感じだか、ドタバタやおふざけが過ぎて、全体的に緊張感がない。ナチョはプロレスに参加したのは子供たちへの食費を稼ぐという面もあるが、かねてからレスラーになって有名になるのが夢であり、教会でレスリングが禁止されていることに対してもそれほど気にしている様子はなく、やもえずという感じがない。また、勝敗に関係なくファイトマネーが入るので、勝たなければいけないという悲壮感もない。

おかげでプロレスの試合はただのドタバタで、レスラーの外見に個性はあるものの、試合としての緊張感や面白味がまるでない。また、各レスラーも個性があるのは外見だけで、技や能力に特徴がない。

映画全体としてもナチョはプロレスが負け続きで、それでいてこれと言った特訓もしてないのに、最後のラムセスとの試合でシスターや子供たちが応援に来たぐらいで、互角の力を発揮するというのは不自然。レスリングに反対していたシスターがナチョが子供たちのためにプロレスのファイトマネーを寄付すると言った途端、応援に回るというのも一貫性がない。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)づん[*] takamari[*] stimpy[*] 狸の尻尾[*]

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