[コメント] ミッドナイト・イン・パリ(2011/スペイン=米)
この作家は今となっては現代を描くよりも近現代を描くべきなんだろうなとしみじみ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アイデアは陳腐といえばそれまで。でもアレンにはこういういかにも映画的なものをこれからも作って欲しいなと思わせる出来でしたね。
主人公が書こうとしたノスタルジーショップの主とは自分を投影しているのだろう。何しろこれまで自分がやってきたような役を自分がやってきたように演じる主人公が書いた作品なのだから当然といえばそう。そして観客をノスタルジーに酔わせた挙げ句に「それでいいのか」とオチを付けるあたりもまさにアレン節。
それにしてもオドレイ・トトゥが一瞬映っていたように思えたけど、どうやら気のせいだったようで。
次はローマか。
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