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[コメント] ギャング・オブ・ニューヨーク(2002/米=独=伊=英=オランダ)

「圧倒的〇〇」「圧巻の〇〇」という言葉しか思い浮かばない。
おーい粗茶

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







これだけの物量と予算をつぎこんでなお、一場面一場面を丁寧に撮りあげる映画監督という仕事のエネルギーが凄いと思った。撮影しながら、物語的な弱さ(腑に落ちない、という意味で)に嫌気がさしたりしなかったのだろうか、いや、もう撮ってて楽しくって楽しくって仕方なかったのか。後者の要素があるとしたら、それはやっぱりデイ・ルイスの芝居だろうな。次は何を見せてくれるのか、彼の登場するシーンの撮影は、もうカメラの前で監督ワクワクだったような気がする、何となく。

最後のふたりの決闘に、暴動制圧のための砲弾が割り込んでくるシーンは、男たちの「大事にしてきた誇り」を、完膚なきというより陳腐なまでになぎ倒す最高の暴力。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)3819695[*] けにろん[*]

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