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[コメント] 何かが道をやってくる(1983/米)

もっと悪夢的な感じのほうが良かったが、街の感じ、田園風景、カーニバルの汽車のイメージはなかなか良い。80年代手造りふうのSFXが今観ると懐かしい。
おーい粗茶

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







…特に首領(?)の最期、体がどんどん萎んでいくところなんか、今ならCG使っちゃうんだろうな。萎む段階を何体かに分けて作られた人形を使っての撮影だが、CGのようなスムーズな変化ではなく、ところどころひきつったり、つっぱったりしながらへこんでいくところが味わいがある。

昔、自らの手で子供を救ってやることが出来なかった父親が、再び子供の命の危機に面し、今度はなんとしても助けてやろうとする。ジェイソン・ロバーズの弱々しさをただよわせた初老の父親のキャラが効いている。道路と下水道(?)の間の鉄柵越しに指と指で握りしめ合う父と子のシーンが良かった。

ささいな欲望をもつことや、済んでしまったことをいつまでもくよくよしているような心をさして弱い心とし、そこを悪魔につけいれられると教え諭す。日本で、もしこんなことで祟られたりしたら、ちょっとルール違反だと言われるだろうね。

(評価:★3)

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