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おーい粗茶さんのコメント: 更新順

★3エイリアン・ネイション(1988/米)異性人が地球で定住してっていう前提で、その中で人間とエイリアンの刑事コンビを「ただ」描いたっていう…。風刺や寓意を志向しないのはむしろ潔いけど、反発や共感といったバディ物としてのドラマさえあっさりしているのはどうなんだろう?[投票]
★4南の島に雪が降る(1961/日)気の元を奮い立たせる滑稽や大嘘。芸や娯楽というのは、退屈の埋め合わせなどでなく、時に「食う」を差し置いても人間が渇望するものなのだ。 [review][投票]
★3血を吸うカメラ(1960/英)変質者のキャラ造型に隔世の感。 [review][投票(1)]
★3扉の影の秘密(1948/米)あの秘密の部屋とはなんだったのだろう? [review][投票(2)]
★3日本以外全部沈没(2006/日)他虐が自虐に転化していく。いたぶればいたぶるだけそれが自己批判になっている。黒ければ黒いだけ良識である。まさにパロディ。外人俳優の「ガイジン」の演技、日本音頭の村野武範の演技、演出も的を得ている。でも特撮で照れてみせることはなかったかも。[投票(2)]
★5日本のいちばん長い日(1967/日)大いなる序章。 [review][投票(16)]
★3風林火山(1969/日)時系列で物語を追う展開がたるい。仕官の経緯なんかは割愛して、勘助の天才軍師ぶりをささっと紹介し、すぐ諏訪攻めに(由布姫のエピソードに)向かうべきかと。 [review][投票]
★412人の優しい日本人(1991/日)易しくない日本人的審議。これぞ本当の意味でのパロディなのかも。 [review][投票(3)]
★3ラフ(2006/日)登場人物の心にぽっかり空いた隙間に、熱い感情とそれを見せようとしないそっけなさの温度差に、描き込みの少ない背景に、パンチラに。あだち充は風を好んで描くマンガ家だと思うが、そういう世界はよく再現されていると思う。 [review][投票]
★4キル・ビル Vol.2(2004/米)めちゃくちゃな設定ゆえのシンプルで力強い情動。それにすべての矛盾や破綻を「忘れさせてしまう」かっこいい見せ場。VOL.2で結実したタラのB級作品への回答。 [review][投票(2)]
★3陸軍中野学校 雲一号指令(1966/日)「俺はお前におそわった気がする」という上官の台詞に、まだこの時代には「滅私」という観念が根付いていたのだな、と感心。 [review][投票(1)]
★3アラクノフォビア(1990/米)スピルバーグブランドのパッケージ商品。導入部の冒険シーン、犠牲者、終盤のアトラクション風エンディングまで、物語の展開はもとより、描写のパターンまで決められたように作られているのが面白い。 [review][投票]
★5時をかける少女(2006/日)SFでなければあり得ない設定下での人の心情を描いているSFであるところも気に入っているが、なんといっても、ひと夏を、異次元を、上映時間1時間38分を、いきいきとかけぬけたヒロインの躍動感が魅力。 [review][投票(9)]
★3燃えつきた地図(1968/日)勝新も市原悦子も渥美清も(ついでに中村玉緒も)いい味を出しているし、荒漠とした東京の風景の切り取り方、美術の緻密さは、原作の読者もまず文句を言わないだろう出来と思う。 [review][投票(1)]
★2笑う大天使〈ミカエル〉(2006/日)残念ながら笑いに関しては完全にすべってます。見るべきは、案外後半のはちゃめちゃ活劇のほうなのかも、ってな感じのやけくそ天使。 [review][投票(6)]
★3迷宮物語(1987/日)やっぱり「工事中止命令」がベスト。背景にいたるまで大友タッチな絵柄がいい…っていうか手描き感がいいな。[投票]
★3ミニパト(2002/日)「アニメとは「設定」である」という設定オタの人の指標。[投票(1)]
★4アメリカン・ビューティー(1999/米)通り道をジョギングしながらこんなことを考えた。痴を働けば角が立つ、常に棹擦っては流される、見栄を張れば窮屈だ、とかくこの世は住みにくい。住みにくい世を住みやすくするために「美」は必要なのだ…。 [review][投票(5)]
★3憲兵とバラバラ死美人(1957/日)美しい憲兵キリヤマ(心が)。…じゃなくて中山か。 [review][投票]
★3GOD*DIVA ゴッド・ディーバ(2004/仏=伊=英)隅々までルールが行き渡った世界なんだろうな、ということは推察されるが、初見者には不親切。登場人物の行動原理がよくわからないドラマは見ていて辛い。わかってもらうことよりも、好きな絵を描くことが大事、そんな同人な感じ。 [review][投票(2)]