もっと、ドロドロしているのかなと思ったけど、 割とかる〜い感じで見れた作品だったかな？

見て損はしない作品だと思います。うん。

なによりも、渡辺淳一というと＝「失楽園」。 一時のブームのたったためもあり、 前面に押し出されるのが、性描写のシーンなのかな？と思ったけど 私が思うほどでエロスっていうか、ドキドキは感じなかったデス。 ラストの畳み込み具合は、う〜ん。 渡辺ワールド的な世界観ならではかな？ これはちょっと、受け容れられるヒトと受け入れられないヒト両極端になっちゃうんじゃないでしょうか？

それよか、今回一番ドキドキしたのは、検事役の長谷川京子。 演技がうまくなったなぁと。 モデルから女優に転進したころのあの清純さはどこへやら。

おっぱいまるだしで髪を振り乱して、欲情におぼれる寺島さんより、 ハセキョーの何気ない視線の動きに怪しさを感じ、 ソファーに座り前かがみになったシーンで 白いＵネックのトップスから チラリとみえるブラと胸の谷間。 胸がみえるかみえないかなしぐさに 正直同性なのにドキドキしちゃいました。

やっぱり、チラリズムのほうが、想像を掻き立てて 余計興奮させるんじゃなかろうか？と 1人悶々と考えてました。どうですか？男性陣のみなさん？

あとは富司純子さん。 母親役としてちょっぴり出演しているんです。

母と娘のやり取りのシーンが挿入され、 グッと作品に深みを生んだのは間違いないんじゃないかな？

なにわともあれ、結果エンドロールでは、なんだかわからないけど 2人のことを思い切なくなり、ちょっぴりウルウルしたのは事実です。

余談ですが、劇場内は、結構熟年というよりもおじいちゃんおばあちゃんが 2人仲良くカップルできている割合が多かったです。 こんな映画みて今夜？？ な〜んてそんなヨコシマなコトを考えながら劇場をあとにしたのでした。

2007.1.12　劇場で鑑賞