[コメント] コレリ大尉のマンドリン(2001/米)
既視感のかたまり。材料色々ぶちこんだものの、碌に出汁もとれなかった残念な寄せ鍋って感じかな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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第二次世界大戦下のギリシア。美しい島。美しい島の娘。この辺でぐわわぁぁんと既視感に襲われる。同じような映画いっぱい見たことあるよぉ。と思ってたら唐突に戦闘だこりゃ大変だこりゃ。ここでまたしてもぐわわわぁぁんとデジャヴュだほらぁ。もーこんなん腐るほど撮られてきてるじゃんかよぅ。
せめて何か新しいラスト考えろよ、と思ってると、ファーストカットの場所でエンディング撮ってるよぉほらぁ。ありがちすぎだよぉ。「歴史は巡る」みたいなぁ。そういうオチはベルトルッチぐらい歴史のうねりを描き出す力量のある作家が使うから効果的なんだよぅ。中身がぺらっぺらなもんだからちっとも効いて無いじゃんかよぉ。形だけ真似んな。
愛に関する言及に頷けたのと、語り口がわりと淡々としていたのが救い。
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