[コメント] ペリカン文書(1993/米)
裸のジョン・ハードが鏡に映って太鼓腹をつまむカット。あれぞアラン・J・パクラ監督の自己憐憫の表出であろうか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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かつては『大統領の陰謀』などサスペンスフルで冴えた演出の映画を撮っていたパクラ監督。
「ああ、いつの間にこんなに腹が出ちゃったんだ…」→「ああ、いつの間にこんなに無駄の多い凡庸な映画しか撮れなくなっちゃったんだ…」
そんな嘆きを、僕は聞いた。
で、その後、即殺されてやんの。
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経緯は知らないけど、パクラ監督自ら製作、脚色も務めているので、たぶん上のコメントは邪推かな。
でもなあー、ジョン・グリシャムの小説はTVミニシリーズかケーブルTV映画向きだと思う。スティーブン・キングの小説もそう。物語に色というか、華というか、スクリーンに映える要素があまりないと思うんだけど…
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