[コメント] めまい(1958/米)
今は亡き淀川長治先生の『日曜洋画劇場』でヒッチコック特集をやってて、全四作品中、唯一これだけ途中で寝たのを覚えている。その子どもならではの直感を信じて。
他の三本は『裏窓』『知りすぎていた男』『ハリーの災難』だったと思います。この三本は、小学生だった僕も、内緒で親の寝室に忍び込み、テレビにイヤホン差し込んで夢中で見た記憶があります。
勿論、本作、後に見直しましたが、やっぱりラストが思い出せない。たいして美人でもなかったキム・ノヴァクが、ヒッチコックに「君は美しい」と毎日暗示にかけられて、いつしか艶が出て「イイ女」になった、ってなエピソードは覚えてるんですが。(笑)
撮影や編集も凝ってて、それはそれで面白いんですが、やっぱりノヴァクは大根だし、ストーリーもヒッチコックにしては、いまいちキレがないような気がするんだよなあ。
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