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[コメント] ロミオ&ジュリエット(1996/米)

教訓:「信書は信頼のおける人に預けましょう」by抵抗勢力@郵政事業庁
G31

この映画で初めてクレア・デーンズを見たのだが、せっかくロミオ役がディカプリオという美形なのだから、もう少しヒロインにも綺麗な女優さんを持ってきたほうがよかったのにと、当時思ったものだった。その後『レイン・メーカー』や『ブロークダウン・パレス』での印象が極めて良かったので、「ん?見方間違ってたかな」と思い始めていた。で、今回久し振りに見直したが、う〜む、やっぱりブスだった。いや普通にしてるときは結構可愛らしいのだけど、泣いたり笑ったり表情を崩すときの顔が・・・ほんとに崩れるね。悲劇のヒロイン“ジュリエット”というより、お転婆・健気な“赤毛のアン”て感じ。過剰に元気溌剌だし。6年経つけど、原石を見出す能力は相変わらずないようだ自分・・・。

75/100

と思いきや意外とこの作品のクレア・デーンズ、評価高いのね。

***

追記(02/07/27):皆さんのコメントを全部読んでみて、言いたいこと。(分かってる人は分かってるのかもしれませんが・・・)

あのね。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』ってのは、400年も前から「こーゆーオハナシ」だったの! 別に当時の人たちは、かび臭い「時代劇」を観にいってたわけじゃないの(正確な時代設定はいつだか知らないけど)! 最新のファッションや最新の音楽を採り入れた、イイ男とイイ女が美しい恋愛を演じる、最先端のカッチョイイお芝居を観に行ってたの!「ねえ、飲んだら死んだようになるけど、24時間したら生き返る薬なんて、ホントにあるかしら?」「ンなもん、あるわきゃねーだろー!」とツッコミ入れながら観てたの(多分)!。バズ・ラーマンは、シェイクスピアの意匠ではなく、その精神を「まんま」再現することを狙ったんでしょ。それがうまくいってるかいってないかという批評の視点はありうるけど、ストーリーやセリフを意味なく変更したりするわけが、な☆い☆ん☆だ☆よ!もう。

もし、この400年前の脚本をそのまま再現したお話が、今となっては古臭いと感じられてしまうとしたら、それは現代に生きるわれわれにとって、「自由恋愛」が当たり前のことになってしまったからでしょう。 ・・・でも、ほんとにそぉかあ?

(評価:★3)

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