クレアは絶対助かるってわかってて観てるわけだから、ラストのシークエンスは無理無理なんだよね･･･。いや幽霊が手助けしてくれるってのは現実にあることなんだから(？)全然オッケーなんだけど、風呂場ですべって転んで頭打って死にかける(ハリソン･フォード)、とかさ、四肢が麻痺してるのに都合良く足の指先だけ動く、とか、バスタブの水かさが全然増えない、とか･･･。まあ典型的なハリウッドスタイルだから、主人公に感情移入が出来ていれば許容範囲なのかもしれないけど、この作品はちょっと違ったな、って感じ。だいたいこの手の強引さはもう見飽きた。

それに幽霊！　お前結局最後正体さらすならもっと無茶しろよ！　生きてるときは大胆な性格だったのに死んでから控え目になってどうする！　キーボードたたけるならイニシャルだけ打ったりしないでフルネーム出せばいいじゃん。観客や脚本家に迎合するな！

・・・なんてご都合主義な映画なんだ！

60／100(01/07/14見)