[コメント] ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016/米)
組織に属さず、一匹狼で正義を追求する人物像。前作より“何この変な人”感がやわらいだ。子どもと、女の力を借りて。
トム・クルーズが主演の主人公ジャック・リーチャーが、もちろん負ける訳ない。負ける訳ないと、分かって観るのだが、「え?ほんとに大丈夫?」とハラハラさせる構成・展開が上手い。ハラハラ感を過剰にやり過ぎないさじ加減が絶妙なのだと思う。“娘役”サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)の逃げ隠れの裏のかき方もポイント高かった。“女”ターナー少佐のコビー・スマルダーズも美しく強い。
強いて言うなら、悪役ハンター(パトリック・ヒューシンガー)がただの狂暴・冷酷な悪でなく、人間味が付与されていて良かったのに、その特徴がうまく回収されてなかったかも。
エンターテイメントのツボを押さえたアクション映画らしいアクション映画。簡単にみえるので、こういうのどんどん量産されてほしいと思うが、なかなか難しいのかもね。大賛成です。
80/100(17/05/06記)
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