ヤシダ老人は一つ正しいことを言っています。基本、辛気臭いんです、ローガンのキャラクターは。女に手の早いところがあり、そこがストーリーの核を成しているとは言えますが・・・。

　映画を２時間程度の分量にするため注ぎ込んだ諸要素に、あまり連関がないのかな。登場キャラも、立ってはいるが多すぎ。寄せ集め的でゴチャゴチャした感があります。

　特に正義の味方というわけでもありません。もともとスッキリ爽やかというストーリーとは相性が悪いでしょう。でも、単純明快な話にして欲しかったなあという感想を持ちました。

　えっと、五右衛門は『ルパン３世』の五右衛門です。始めの方の、ユキオ（リラ）が周りのチンピラどもに日本刀を一閃、鞘にパチンと収めるとグラスやボトルが２つに割れてドバッみたいなシーン。

65／100(17/06/09見)