[コメント] オデッサ・ファイル(1974/英)
ナチの残党が大挙して南米へ逃げ込んだという秘めた噂を公然の都市伝説に変えたのは原作小説の功績に加え、本作も映画としてそれなりに。
オデッサは、数ある公然・非公然の支援組織の中でもさほど勢力の大きくない一つに過ぎなかったという話だが、フォーサイス(原作者)がこれをタイトルに選んだのは響きが良かったからだという。まあこれもノビー落合史観なのだが、今じゃバチカンが主導してたてのも半ば周知事実。こういうものを世に出したことにやはり意義があったのだ。今作で初めて見た主演のジョン・ボイトにも少しはね。
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