G31さんのコメント: 点数順
ブレイブ ワン(2007/米=豪) | 誠実さと娯楽性の狭間で、この作品は十分娯楽として成立している。だがそこに足をすくわれてもいる。 [review] | [投票(1)] | |
ホテル・ルワンダ(2004/伊=英=南アフリカ) | この荒廃の中から、彼らは彼らの「安全」を築いていかねばならない。きちんと物語を拾い上げ、紡いでみせたこの映画は、意義がある。 [review] | [投票(1)] | |
Gガール 破壊的な彼女(2006/米) | 誰もが思いつきそうな<ありそうでなかった>話の設定がずば抜けて秀逸。そこから引き出すエピソードが徹底してて笑いに至る。 | [投票(1)] | |
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米) | 必ずしも賛同できる物の見方ばかりではないが、彼らなりに精一杯の自己批判が感じられ、それはそれで尊いことだと思った次第だ。85/100 | [投票(1)] | |
女の座(1962/日) | 大勢の大人たちを描き分けつつ、子供の心情というささやかなスクリーンに世の矛盾を投影する。成瀬の目配り、手さばきの上手さ。その極み。 [review] | [投票(1)] | |
驟雨(1956/日) | 夫婦間の危機は解消しない。ただ通過するのだ。それでもユーモラスな笑いに包んで描かれると、見終えて晴れやかな気持ちになるから不思議だ。 | [投票(1)] | |
ヒトラー 最期の12日間(2004/独=伊=オーストリア) | ヒトラーを怪物にしない試みだ。崩落のきらめきとでも言うような、一つのシステムが崩壊に際して放つ光輝がここにはある。 | [投票(1)] | |
浮雲(1955/日) | 前半で色濃く繁栄された時代背景が、後半二人だけの物語になってからも持続して見え、ただの男女のついたり離れたりが日本戦後史の壮大な大河ドラマに重なってみえる。 | [投票(1)] | |
プラダを着た悪魔(2006/米) | 女だって外に出りゃ敵が七人いるのさっ!てな感じの、初鰹みたいに活きのいいオープニングからして最高だ。 [review] | [投票(1)] | |
幸せのちから(2006/米) | 独白スタイルを採ってはいるが、主人公を美化し得ない描写も含まれていて、いくつもある幸せのかたちの中の、その一つを描いているのだ、と思えたのが決め手。 [review] | [投票(1)] | |
バットマン ビギンズ(2005/米) | 「ビギンズ」物の制約を、詰め将棋を解くみたいにほぐしていく感じがバットマン的(努力と工夫の人で、超人ではない)物語世界にぴったりだが、少し理が勝ちすぎかも。 | [投票(1)] | |
浮草(1959/日) | 昭和芸能秘史みたいな風情だけで充分面白い。しかし杉村春子に手を出すかねえ?・・・女の美をよく理解していたと思える小津さんよ。 | [投票(1)] | |
青春の殺人者(1976/日) | 前半部の母と息子の衝突シーケンスと、全編にあふれる原田美枝子のロリな肉感ボディに等分の重みを感じる不思議な作品。『太陽を盗んだ男』よりまとまりがいい。 | [投票(1)] | |
また逢う日まで(1950/日) | 戦争で何が奪われたか。戦争で何が失われたか。端的に言うと、それを取り戻すことは出来ないけれど、想いを致す、作品で。♪チャッチャッチャラーララン! [review] | [投票(1)] | |
緋牡丹博徒 仁義通します(1972/日) | すいません、これ、4点でお願いします。 [review] | [投票(1)] | |
戸田家の兄妹(1941/日) | 女は三界に家なし。たぶん、四界にも五界にもないだろう・・・。本質的には男も一緒だがね。 [review] | [投票(1)] | |
シカゴ(2002/米) | こっちが頼んだわけでもないのに太ももを露出するゼタ・ジョーンズ、どうせ晒すならも少し絞っておいてほしかったな。 [review] | [投票(1)] | |
麦秋(1951/日) | 当時の社会の結婚圧力って凄まじい。どういう訳だかこれを40まで潜り抜けてきた”ナベ”ちゃん、生きてりゃ今93か。 [review] | [投票(1)] | |
バットマン フォーエヴァー(1995/米) | ジム・キャリーの過剰さと、ヴァル・キルマーの沈鬱さに挟まれて、トミー・リー・ジョーンズに中間管理職みたいな悲哀があった。 | [投票(1)] | |
彼岸花(1958/日) | ここにいるのは、理屈っぽい男たちと、それを柳に風と受け流す女たち。いまや世の中、男ばっかりになってしまった。ん?女ばっかりか? [review] | [投票(1)] |