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[コメント] E.T.(1982/米)

キーホルダーが、あんなにジャラジャラと音をたてる理由は、この映画が「ピーターパン」だから。
cinecine団

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







少年達がE.T.の力で空を飛ぶシーンは、

「少年達がティンカーベルの妖精の粉で飛行する」という設定だけではなく

絵面までディズニー版『ピーターパン』のラストから頂いている。

E.T.が死から蘇る理由は、映画前半で主人公の母が妹に「ピーターパン」の本を読み聞かせるシーンで暗示している。

当然、ティンカーベルが「妖精を信じる心」によって死から蘇るパートだ。

他にも数々ある「ピーターパン」からの引用を考えると「追手の起てる騒々しい音」はワニの腹の中の時計=追手を知らせる警戒音だ。

事実、ピーター・コヨーテが危険な人物ではないと分ると彼の鍵は音を起てなくなる。

しかしワニの腹に入ってしまった時計が、ネバーランドの止まっている時間をも表現していたのに対し、

相変わらずストーリーをなぞっているだけのスピルバーグ映画に「それ」以上の深みはない。

「ティンカー・ベルの死と再生」「ピーターとウェンディの別れと悲しい再会」この2つの泣かせ所をカットしてしまった

ディズニーアニメ版「ピーターパン」のスピルバーグによる補完バージョン。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (9 人)けにろん[*] 寒山[*] coma[*] 甘崎庵[*] [*] ジョー・チップ[*] starchild[*] るぱぱ おーい粗茶[*]

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