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[コメント] ラブ・アクチュアリー(2003/英=米)

僕の周りにもあるのか、愛?
ころ阿弥

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







おまけで5点。ベタだけど、それぞれの色んな形の「愛」が、コミカルに人肌のぬくもりでもって描き出されていたと思います。

色々と気に入った所をあげていきます。

コリン・ファースの恋。恋人を愛し過ぎてしまう不器用な男が、不器用ながら一生懸命に人を愛する姿に涙。必死に学んだポルトガル語で、告白をする男に、女は英語で返事をする。そう、女も男の為に英語を勉強していたの。やっぱり、愛ってのは基本的には思いやりとかいたわりとか気配りとかそういうもんだよね。

あの人が首相。ヒュー・グラントが首相かよ?かっこいいぞ。お相手の女優さんが地味ながらなかなか魅力的で良い。そして大統領がソーントン。こいつの圧倒的な存在感は凄かった。あの短い出演で、あれだけ怪しさを出せるなんて、ただ者じゃないですね。

なんでミルウォーキー? アメリカに女探しに行っていい思いをする男の子のエピソードは、どう考えてもアメリカを馬鹿にしてるとしか思えないですね。ヒュー・グラントがかっこよく決めるシーンからも、作者のアメリカ嫌いが見えてるような。。。ともあれ、アメリカ人の馬鹿な女の子達はかわいいし、なかなか面白いエピソードだったと思います。

かっこいいけど。。。 やばい兄弟を御持ちの女性の好きな彼。かっこいいけど、女性の抱えてる問題に対する配慮の無さは、色男の持つ欠点(というか、非色男の願う、色男はかくあるべし、もっと積極的に言うならば、そうあってもらわないとわしらが困るという、欠点)が、きっちり描かれていて、映画にこうリアリティーを与えていたのでは無いかな?と思います。

他にも色々有りますが、DVDを買ってまた鑑賞して楽しみたいと思います。

(評価:★5)

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