これもありえなくてありがちな設定が典型の、ティーン映画の一つだが、シェークスピアが下敷きになっていることもあるのかどうか、ずっと爽やかで品のいい仕上がり。下手に、グループ間の確執とかプロムがどうとかに主眼を置かないのは正解。笑いも押し付けがましくなくていい。何より出演者に好感が持てる。 　『セイブ・ザ・ラスト・ダンス』で見られるスタイルズの自然な魅力がこの時から発揮されている。ただ、今後の出演作も見てみないとわからないところかも。彼女が単なる「素（す）」で終わらないことを期待しています。 　あれこれ言ってますけど結局４点の理由はヒース・レジャーが思ってたよりいい男だから。（嘘）？）というより、好みの問題かもしれませんがなんとなく好印象が残ったので。思っていたよりも楽しませてもらったということです。