全然面白いと思わなかった。なんでだろう？

冷静に色々考えると。

（１）脚本そのもの

Ａ．日本初の交渉人と勝負？

話の中で、犯人は、日本初の交渉人と勝負したいって言ってるけど。 結局何をもって、勝ちなの？

その要求が、「交渉人との勝負」ってことは、交渉人はどうすりゃいいの？ なんか変。

Ｂ、レール幅の違うところの連結ってどうなるの？

この電車は、車輪の幅を自動で変更できるのは説明で分かったけど、実際のレール側がつながってなければ移動できないはず。 あと、この電車自体は、路線変更出来ないよね。そうじゃなかったら一般車両は全く逃げられないもんね。

どうやって、いろんなところに行くの？ 結局、この電車は車輪幅が変えられるだけで、どこにでも行けるわけじゃないよなあ。

おもしろい映画なら勢いで気にしないけど、入れなかったから気になっちゃって（笑）

（２）人間描写が甘い。それっぽく形づくってるだけ。

映画そのものはハッタリは効いているけど、人間描写がうそ臭すぎる。 何なんだあの線引きっていう親父。 何なんだあのマザコンの國村隼。 何なんだ、型にはまったキャラクターたちは。

（３）古い映画の引用

古い映画を出すことでの知識のひけらかしが、いかにも素人相手のハッタリっぽい。

はっきり言う。面白くもなんともない。 これが面白いって言う人が多いっていうのが、本当に悲しい。