看守ベルス役は、最初は看守グループのなかでも目立たない存在で、「くっさい」とバカにされていた存在だったのが、どんどん壊れて暴力的に豹変してゆくところが怖いところ。

最近おきた中学生の事件で、「いつもは何の問題も無い生徒でした」との校長の弁。過去の事件でも同様の言葉をよく聞く。そんな少年たちが、突然残虐な事件を起こす。さらに「集団」となることで罪の意識は薄れ、歯止めがきかないまま取り返しのつかない事態になる。「いじめ」も同様。･･･なんだか、今の自分がどうであるかを試されているような気がしてきた。