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[コメント] めぐりあう時間たち(2002/米)
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★5生きる現実とイメージが混濁するキッドマンの虚ろな伏し目。理想の重圧と自我の狭間で苛立つムーアの作り笑い。すれ違いカタチを結ばない幸福に懸命にすがるストリープの献身。女たちの可視化できない想いの齟齬が巧みに編まれた時空、演技、音楽で浮き彫りにされる。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3メリル・ストリープとジュリアン・ムーア、世界三大私の苦手な女優のうち二人が夢の共演!結構評価の高い映画なんだけど、私の頭にはストーリー入ってこず。 (サイモン64)[投票]
★4メリルだけ‥‥ズルい。 [review] (HAL9000)[投票(3)]
★3過去の仮構性を気にしない自閉の横着さが、母性や父性の限界に挑まれるかたちで報復される様は小気味よいと思うし、そこから漏れ出でる憎悪の巡り会いは、受けの背徳的な好奇心を満たすものだったとも思う。 (disjunctive)[投票]
★3構成に魅力がある。設定も面白く、役者も面白い。しかし、それが収束しなかった。残念。 (イーグル)[投票]
★4役者の演技がすごすぎます。 [review] (chokobo)[投票(4)]
★3「彼女は二つの人生を送っているの」と言われるヴァージニア(・ウルフ)。そのもう一つの生である小説(=虚構)の生が、読者の実人生と重なり合う。日常の所作の、差異を孕んだ反復による作劇術。“それでもパーティの時間(hour)はやって来る”。 [review] (煽尼采)[投票]
★4自分の居場所がないと感じる人に。しっかり生きようとするのではなく、「あるがままを受け入れること」。人生はそれでいい、それで十分だ。 (KEI)[投票]
★4重い題材ではありますが、様々な社会問題を含んでいるため、時代を知るために幅広くお勧め出来ます。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3今一歩、感情移入、物語に没頭できない... [review] (Sungoo)[投票]
★3複雑に感じて、ちょっと分かりませんでした。ただ、ニコール・キッドマンは美しかった。 (桜桃)[投票]
★3素晴らしい映画 …なのだろう、恐らく。この作品に完全に寄り添えなかった事は残念ではあるが、幸福なのだと思いたい。3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★5こんなに美しい映像なのに、心に残る美しい音楽なのに、この映画を観終わるまで自分は呼吸が出来なくなったかのように、猛烈な息苦しさを感じた。女性としての幸せ、一番近いはずの家族にそれが理解してもらえず、苦しみにはまっていく。。胸をえぐられ、自分のその後を考えさせてくれた傑作。03.05.26 (hess)[投票(3)]
★3どの人物にも感情移入できなくて、正直、良くわかりませんでした。でも何回も見ると良いのかも知れませんね。 (stimpy)[投票]
★2何かが足りない。その何かがよくわからない。わからなくっても別にいいけど。 (ぱちーの)[投票]
★4他人から見たら、幸せそうでも、どこのうちにも悩みはあるってことかしら。 (にゃご)[投票]
★2配偶者に無力感を与えたいだけなら、家を出るなり浮気するなり好きにしてくださいって思う。死ぬのは卑怯。我慢してる私エライ面するのも卑怯。卑怯な男女たちの映画。何だコレ? つまんねぇの。無駄にそして複雑に絡めた脚本も技巧に走り過ぎた感があり好きになれない。 (IN4MATION)[投票]
★2ニコール・キッドマンが20世紀と21世紀を代表する偉大な女優であるのは判りきったことなのに、今さらこんなしみったれた女を演じさせて何が嬉しいのかわからない。 (ハム)[投票(1)]
★1オレが女なら少しは共感できるようなシーンがあったかもしれない (たろ)[投票(1)]
★1一つ一つのシーンでセリフが異様に長くて多い。アカデミー狙いで演じている側には 好都合かもしれないが見てる方は退屈。自分にはあまりに活力と若さに欠けた映画でした。 (白羽の矢)[投票]
★3賛同できない生き方もあったけれど、それぞれ皆が「自分の人生を生きている」という当たり前のコトが「そーでない傾向にありがちな日本人の私」の印象に残った。 (ヤッチ)[投票(1)]
★2主役の三人の誰一人にも感情移入できなかった。重たいのや暗い映画は好きだけど、これはイヤな感じだった。私には合わないみたいです。 (ピンパ)[投票]
★3この映画自体が良い悪いではなく、3人のどの女にも共感できないだけ。でもあらためて思うのは「面白い!」と感じる映画というのは、主人公なりなんなりに共鳴できればこそなんだなあということ。 (きわ)[投票(1)]
★4一回の鑑賞では、正直この映画の全てを受け止めることは出来なかった。むしろ理解できなかった部分のほうが圧倒的に多い。『リトルダンサー』の監督の作品ということが、何より驚いた。物語に広がる背景は、冒頭、ニコール・キッドマンが沈んでいく川のように、底が見えない「深み」を感じた。3人をめぐる「シンクロニティ」が、緩やかに絡み合い、彼女達の織り成す物語は、不思議な魅力に包まれている。 (ことは)[投票(2)]
★4「家に帰ってご飯を食べろ。それが義務だ」 [review] (新人王赤星)[投票(5)]
★4これは力のある映画だ。作劇と女優陣の独創性に支えられている印象は免れないが、しかしこれだけの演技を引き出した監督を誉めるべきだろう。何と言ってもジュリアン・ムーアの複雑性の表現は評価すべきだ。三つの時代の交錯の中でちょっとした共通する演出を見せる部分なんかもやや作為的ではあるが、デジャビュのようで実にスリリングだ。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4重なりあいながら展開される3者3様の物語。それぞれの物語には死のイメージが重なる。しばしこの映画の世界に浸った。 (しゅんたろー)[投票(1)]
★3無謀とも言える「時代を超えたカット」の連続も、上手な編集で流れるように入り込めた。だが、レズビアンとその行き着く先の「自殺願望」という終着点の過程にあるべき「自己の存在」があまりにも描かれていない。女優の演技力だけでは客は呼べないと思う。 (sawa:38)[投票]
★3まぁそんなに暗く考えなさんなよ、気楽にな。と彼女らに言ってやりたいところだが、3人から猛反撃を受けてオレまで暗くなってしまいそうだ。勝手にどうぞ。 (ゼロゼロUFO)[投票]
★3かねてから疑問に思っていたニコール・キッドマン人気の理由が分かった気がする映画。ケダルそーにタバコを吸う彼女は、マイ・ベスト・スモーカー〈女性編〉において彗星のごとく現れ、上位にランクインされました。(何様だ、ワタシは・・) (はっぴぃ・まにあ)[投票]
★4巧い。とにかく巧い。でも巧すぎてかえって解りにくくなってるんじゃないのか? [review] (るぱぱ)[投票]
★5V・ウルフがたくみに狂言回し使われていて、ダロウエイ夫人に仮託されたある種の頑固=孤独(自分や他者との確執や生理的な確信など)が伝染病のようにそれぞれの主人公に伝わりながら周囲の人にも影響を与えてゆくさまが恐しい必然のように描かれていて秀逸。「不寛容」につい掘り下げた映画だと思う。 (エピキュリアン)[投票(2)]
★5共感したのか、考えすぎたのか、本当になんでか分からないけど、私は泣いてしまっていた。 (YUKA)[投票]
★4重苦しそうな話なので避けていたんだけど、観てみれば・・・やはりのっけから思い切りヘヴィーな展開。ところが、いつの間にか作品の世界に引き込まれてしまう。キャストは最高だが、特にジュリアン・ムーアは映画史上最高の名演のひとつだと思う。 [review] (ぐるぐる)[投票(5)]
★4怖かった。出演者みんなの目が。見終えた後、大きな一つの仕事を終えた感じだった。 [review] (らーふる当番)[投票]
★33人の人生が繋がっていく様を、静謐な音楽と女優たちの演技、カメラワークで見せる。 3人分のドラマを均等に描くことで、かえって人物それぞれの印象が薄められた気もする。メリル・ストリーブの圧倒的な存在感が記憶に焼き付く。 [review] (トシ)[投票]
★2大変スマートにお利口にできた、「若者が考えた主婦の自画像」映画。舐めんなよ<現役主婦の怒り [review] (ボイス母)[投票(1)]
★3彼女達の気持ちがわからずじまいだった。私には感情移入できなかったみたい。(04.1.11) [review] (ばうむ)[投票(1)]
★5暗く、やりきれない気持ちを抱え込んでしまうけど、心に残るシーンが本当にたくさん。特に男優達の放つオーラが凄い!! で、ちょっと聞いてみたいんだけど、ニコール・キッドマンいつ登場するんだろうと思った人はどれくらいいるの? ただ この映画がヒットするわけがなんとなく分かる かなしい。 [review] (kazby)[投票(1)]
★4前半は3つの話が時空を越えて錯綜していて混乱したが後半でその関連が紐解かれて納得。 [review] (RED DANCER)[投票(1)]
★3「いい映画」や「傑作」は必ずしも自分が見て面白いと思うわけではない、というごく当たり前のことを改めて認識させられた。絶妙なプロットで文句のつけようが無い。いろんなことを考えさせられる。でも、俺にはただ重いだけです。ごめんなさい。 (nob)[投票(3)]
★3むやみに内省的で自虐的な人々が、終始ヒステリックにわめき散らすばかりで、ドラマとして成立していない。そりゃあ人生いろいろ辛いだろうし言いたい事は分からなくもないが、おまえら少し落ち着け。 ()[投票(4)]
★3もう少しオトナになったらもう一度見てみようと思う。エド・ハリスと子役の男の子に一点ずつ。 (あちこ)[投票]
★2誰しもが抱える身近な不安という部分で共感を呼べる要素があるのだろうが、登場人物や設定、ストーリーそのものはありきたりで何ら魅力は感じられない。 [review] (わっこ)[投票(3)]
★2素敵な絵面が見当たらない。少しは引きの絵を撮ったらどうだ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(15)]
★4なんとも感想を表現し難い映画だ。この気持ちは、共感なのか、ショックなのか、感動なのか、否定なのか…。 (わわ)[投票(2)]
★5シアワセ〜ってなぁんだぁっけ、なぁんだぁっけ、○○○○がある家さ♪○○○○にあてはまることばが、この映画で見つかる [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(17)]
★4一日、一時間、一分、一秒……日常は狂気と同じ成分でできている。 [review] (kiona)[投票(16)]
★4皆が皆、人生の内で限りある時を生きている。 しかし彼女達の中では飽きる程に限りない時間の中を生きている。 まるで限り無い時間に従属する奴隷の様だ。 [review] (あき♪)[投票(1)]
★4圧倒的な何かの前に崩れ落ちる男の明確な絶望と違い、何気ない日常の中で少しずつ虚無に覆われていく女の微妙な心情は理解しづらいが、彼女たちの自己の存在に関わる心の発露、その切実さは重く伝わってくる。 (よだか)[投票(1)]