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[コメント] しろばんば(1962/日)
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★4鳴滝組の生き残り、滝沢英輔の傑作。本作を見た後に、例によって脚本家(木下惠介)の仕事ぶりをオモンパカりたい、という不純な動機で、井上靖の原作を読む。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3豪勢な美術、冒頭は極上、大正時代の天城越えの乗合馬車の風情もいい。これが昭和になると『有りがたうさん』の上原謙のバスになるんだ。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3郷愁的な視点で観ている自分に気づいた時には、もう既にこの映画に呑まれていた。田舎道、先生とのひととき、しかも決め手に箱根八里。今ではナンセンスだろうが、これはこれで良い。いずれにしても丹念な作品だ。木下惠介監督の脚色があったからこそ、かな。 (リヤン)[投票(1)]
★3この映画を観て以来「箱根八里」が愛唱歌になりました。[★3.5] (movableinferno)[投票(1)]
★5背景にある複雑極まる人間関係を整理しその深遠な奥行きと、とり巻く嘗ての日本の「家」制度を浮き上がらせる脚色者木下恵介の腕の冴え。慈愛とノーブルを纏った北林谷栄のおばあちゃん役が絶品でラストの突き抜け方は懊悩や悲哀を振り切り感動的だ。 (けにろん)[投票]