[コメント] ノスフェラトゥ(1978/独=仏)
無数のねずみのなかで享楽をむさぼる人間たち。狂気が見事に映像化されている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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実に、気品のある作品だ。
そのうちで恐怖は、直接的ではなくて、白い美しいねずみたちの 増殖でみごとに映像化されている。 無数のねずみのなかで享楽をむさぼる人間たちの、狂気。
役者の押さえられた演技。(とくにキンスキーの不気味さ、 アジャーニの妖艶さ、キンスキーにアジャーニが自分から首を 差し出すシーンのエロティズムをみろ)
リメイクだが、ヘルツォークの才覚は12分に楽しめる。
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